「Story of My Hair」 ― 2024-10-25
2024年10月25日 當山日出夫
ミニドキュメンタリー Story of My Hair
ことばの問題としては、「カーリーヘア」といっていることがまず気になる。昔風のいいかたをすれば、くせ毛とか、天然パーマ、とかになる。どういってもいいようなものかもしれないが、それをどう称するかで、PC(政治的タテマエ)に反すると、なにかしらのペナルティを科せられる(と、意識されるような)社会なので、まあ、今はこういう言い方をしていることになる。これも、時代が変わると、また変化していくことにはなるだろうが。
登場していたのは、全員が女性。これも、意図的にそのように編集して番組を作ったのだろうと思う。カーリーヘアの問題は、別に女性だけのことではないはずである。むしろ、女性の方がファッションとして社会が受け入れてくれる余地があるだけ、男性よりも楽なのかもしれないと思う。
この店は、東京の恵比寿にあるという。この土地柄ならではのビジネスかなという気もする。
番組中に出てきたことばで、ブラックミックスがある。ざっくばらんに言いかえるならば、黒人との混血ということになる(かなり、古めかしい表現になるが)。このことばも、PC(政治的タテマエ)の観点から、正しい言い方ともいえるし、また、否定的にもとらえることができる。というよりも、このようないわゆる人種にかんすることで、人間をカテゴライズすること自体が意味がない、というべきかもしれない。
登場していた人たちのことばを聞いていると、日本語が母語ということでいいのだろうと思う。ということは、これまで日本の社会のなかで育ってきたということだろう。日本の社会のなかに、このような人たちがいるということ、それを強いて特別にカテゴライズする必要もない、ということかなと思う。
2024年10月24日記
ミニドキュメンタリー Story of My Hair
ことばの問題としては、「カーリーヘア」といっていることがまず気になる。昔風のいいかたをすれば、くせ毛とか、天然パーマ、とかになる。どういってもいいようなものかもしれないが、それをどう称するかで、PC(政治的タテマエ)に反すると、なにかしらのペナルティを科せられる(と、意識されるような)社会なので、まあ、今はこういう言い方をしていることになる。これも、時代が変わると、また変化していくことにはなるだろうが。
登場していたのは、全員が女性。これも、意図的にそのように編集して番組を作ったのだろうと思う。カーリーヘアの問題は、別に女性だけのことではないはずである。むしろ、女性の方がファッションとして社会が受け入れてくれる余地があるだけ、男性よりも楽なのかもしれないと思う。
この店は、東京の恵比寿にあるという。この土地柄ならではのビジネスかなという気もする。
番組中に出てきたことばで、ブラックミックスがある。ざっくばらんに言いかえるならば、黒人との混血ということになる(かなり、古めかしい表現になるが)。このことばも、PC(政治的タテマエ)の観点から、正しい言い方ともいえるし、また、否定的にもとらえることができる。というよりも、このようないわゆる人種にかんすることで、人間をカテゴライズすること自体が意味がない、というべきかもしれない。
登場していた人たちのことばを聞いていると、日本語が母語ということでいいのだろうと思う。ということは、これまで日本の社会のなかで育ってきたということだろう。日本の社会のなかに、このような人たちがいるということ、それを強いて特別にカテゴライズする必要もない、ということかなと思う。
2024年10月24日記
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