「NO EFFECTOR,NO LIFE.」 ― 2024-12-12
2024年12月12日 當山日出夫
ドキュメント20min. NO EFFECTOR,NO LIFE.
音楽は聴くのだけれども、エフェクタということに関心を持ったことはまったくなかった。番組を見てみると、たしかにこれは、世界の音楽を変えた発明であると言っても過言ではないかもしれない。
これまで人間はいろんな楽器を作って、音楽を演奏し、楽しんできた歴史があるのだが、そこで追い求めてきた音とは、いったいどこに行き着くものなのだろうか。常識的に考えれば、綺麗な音、クリーンな音、を求めてきたかと思うのだが、それをあえて歪ませるというのは、人間のなかにそういう音を求める何かがあるということになるのだろう。
強いていえば、歪んだ音で、反体制的メッセージを表現しているということになるのだろうが……特にロックにおいてはそうかもしれないが……一方で、音楽としての普遍的な何かを感じるところもある。耳にここちよいものだけが音楽ではない。
まあ、芸術の歴史をたどれば、(旧来の価値観で判断して)こんなものは芸術じゃあない……とされてきたものが、たくさんある。美術においても、文学においても、無論、音楽においても。エフェクタを使った音楽も、時の経過とともに、新しい芸術の世界を作っていくことになるのだろう。
2024年12月7日記
ドキュメント20min. NO EFFECTOR,NO LIFE.
音楽は聴くのだけれども、エフェクタということに関心を持ったことはまったくなかった。番組を見てみると、たしかにこれは、世界の音楽を変えた発明であると言っても過言ではないかもしれない。
これまで人間はいろんな楽器を作って、音楽を演奏し、楽しんできた歴史があるのだが、そこで追い求めてきた音とは、いったいどこに行き着くものなのだろうか。常識的に考えれば、綺麗な音、クリーンな音、を求めてきたかと思うのだが、それをあえて歪ませるというのは、人間のなかにそういう音を求める何かがあるということになるのだろう。
強いていえば、歪んだ音で、反体制的メッセージを表現しているということになるのだろうが……特にロックにおいてはそうかもしれないが……一方で、音楽としての普遍的な何かを感じるところもある。耳にここちよいものだけが音楽ではない。
まあ、芸術の歴史をたどれば、(旧来の価値観で判断して)こんなものは芸術じゃあない……とされてきたものが、たくさんある。美術においても、文学においても、無論、音楽においても。エフェクタを使った音楽も、時の経過とともに、新しい芸術の世界を作っていくことになるのだろう。
2024年12月7日記
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