偉人の年収「マラソンランナー 金栗四三」2025-01-13

2025年1月13日 當山日出夫

偉人の年収 How much? マラソンランナー 金栗四三

この番組も結構ながく続いている。それぞれの回でとりあげる人物は、たいていの人が知っている人物である。それを、そんなに深く、その人生や時代背景を掘り下げることなく、このような時代にこんなふうにして生きて活躍した人がいたんだ、と短くまとめて見せるというのが、ポイントかなと思う。

大河ドラマの『いだてん』は見ていた。だから金栗四三のことは、憶えているけれども、ドラマの細部のことは、もう忘れてしまっている。(どうでもいいことだが、足袋屋の主人が、途中で配役が変わってしまったのは、憶えている。)

日本で最初のオリンピック選手ということもあって、金栗四三の映像とかは、かなりテレビで見た記憶がある。

京都の三条大橋のところには、日本の駅伝発祥の地、という記念碑があるのを知っている。ここ数年は、京都に行っていないけれど。箱根駅伝は、昔は、テレビでなんとなく見ていたのだが、ここ数年はあまり見なくなってしまった。

天邪鬼に考えると、どうも日本では、オリンピック選手というだけで、なんだか特別な存在としてしまいがちである。たしかに、オリンピックに出ること、ましてや、そこでメダルを取るということは、すごいことであることは理解できるのだが、マスコミが騒ぎすぎという気もしないではない。

二〇二一年の東京のオリンピックも、去年のパリのオリンピックも、時々テレビのニュースを見るぐらいで、そんなに関心をいだくことなく終わってしまった。オリンピックといって、印象に残っているのは、やはり一九六四年の東京オリンピックということになる。どのオリンピックが、どう印象に残っているか、ということは、その時の日本や世界の情勢を反映したものであることは確かなことである。

金栗四三や人見絹枝の名前は、これからも語り継がれていくことだろう。

2025年1月7日記

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログの名称の平仮名4文字を記入してください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2025/01/13/9746817/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。