クラシックTV「ストラディヴァリウス 名器の響きにひたる!」 ― 2025-01-21
2025年1月21日 當山日出夫
クラシックTV 「ストラディヴァリウス 名器の響きにひたる!」
たまたまテレビの番組表で見つけたので録画しておいて見た。
ストラディヴァリウスについては、これまでいろんな番組で取りあげられてきている。いくつか見たのを憶えている。
なぜ、この楽器がいい音なのか、それを、現在の科学・技術から解明しようとすることもある。その形状は真似することは簡単かもしれないが、難しいのはその材料となった木材であるにちがいない、といあたりは見当がつく。これも、今では、年輪年代学の知見があるから、その木目を分析することによって、いつの時代に伐採された樹木であるかを特定することは可能になっていると思う。
ストラディヴァリウスが、音が遠くまでとどくということは言われていることだが、これはやはり実物の演奏を生で聴かないと分からないことなのだろう。実験によって、このことは確かめられるようだが。
それよりも、この番組のいいところは、この楽器を愛でる、音楽を奏でる、その演奏者(古澤巌)の表情の良さといっていいかもしれない。そして、それを聞いているスタジオの面々の表情、特に目がとてもいい。
面白いのは、ストラディヴァリウスが作られた時代と、現代とでは、弓の形状が異なるので、おそらく作られた時代の演奏では、違った音であった(かもしれない)ということである。だが、すぐれた楽器は、弓が変わっても、奏法が変わっても、それにこたえてすばらしい音を出すということなのであろう。
2025年1月16日記
クラシックTV 「ストラディヴァリウス 名器の響きにひたる!」
たまたまテレビの番組表で見つけたので録画しておいて見た。
ストラディヴァリウスについては、これまでいろんな番組で取りあげられてきている。いくつか見たのを憶えている。
なぜ、この楽器がいい音なのか、それを、現在の科学・技術から解明しようとすることもある。その形状は真似することは簡単かもしれないが、難しいのはその材料となった木材であるにちがいない、といあたりは見当がつく。これも、今では、年輪年代学の知見があるから、その木目を分析することによって、いつの時代に伐採された樹木であるかを特定することは可能になっていると思う。
ストラディヴァリウスが、音が遠くまでとどくということは言われていることだが、これはやはり実物の演奏を生で聴かないと分からないことなのだろう。実験によって、このことは確かめられるようだが。
それよりも、この番組のいいところは、この楽器を愛でる、音楽を奏でる、その演奏者(古澤巌)の表情の良さといっていいかもしれない。そして、それを聞いているスタジオの面々の表情、特に目がとてもいい。
面白いのは、ストラディヴァリウスが作られた時代と、現代とでは、弓の形状が異なるので、おそらく作られた時代の演奏では、違った音であった(かもしれない)ということである。だが、すぐれた楽器は、弓が変わっても、奏法が変わっても、それにこたえてすばらしい音を出すということなのであろう。
2025年1月16日記
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2025/01/21/9748837/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。