よみがえる新日本紀行「山の城下町で〜福島県三春町〜」 ― 2025-03-19
2025年3月19日 當山日出夫
よみがえる新日本紀行 「山の城下町で〜福島県三春町〜」
再放送である。最初は、2023年5月13日。オリジナルの放送は、昭和49年。
私が、高校生のころになる。
オリジナルの放送の冒頭で、鍛冶屋さんが出てきていて、少年航空兵だった、と言っていた。これの意味の分かる人は、今ではあまりいないかもしれない。この時代、自分の経験として、このようなことばが使われるのが、ごく普通にあった時代である。
野菜の行商が行われていた。もう現在では、なくなってしまったことである。映っていたのが、竿ばかり。今でも使っているのだろうか。これを実際に使っていた時代のことを、私は、かろうじて憶えている。
三春人形を作っている若者たちが、囲炉裏のまわりで話すシーンが印象的である。中の一人が、農民、と言っていた。まさに、この時代の若者の感覚としては、このことばで表現するのが、ふさわしいかと思う。
現代の部分で、とても興味深く思ったのは……三春人形を作る工房の場面。男性が、作った三春人形をひもでつるすのに、二つに分かれたひもを両手に持って、左右それぞれでひねりを加えていく、そうすると、自然に二本のひもがよりあわさって一本になる……これは、見ていて面白かった。こういう技法があるのかと思ってみていた。
3Dプリンタで、三春人形の型を作る。今では、そういう時代なのだろうと思う。(この方法なら、リモートで、型のデータを作る仕事というのもありそうであるが、どうなのだろうか。)
2025年3月16日記
よみがえる新日本紀行 「山の城下町で〜福島県三春町〜」
再放送である。最初は、2023年5月13日。オリジナルの放送は、昭和49年。
私が、高校生のころになる。
オリジナルの放送の冒頭で、鍛冶屋さんが出てきていて、少年航空兵だった、と言っていた。これの意味の分かる人は、今ではあまりいないかもしれない。この時代、自分の経験として、このようなことばが使われるのが、ごく普通にあった時代である。
野菜の行商が行われていた。もう現在では、なくなってしまったことである。映っていたのが、竿ばかり。今でも使っているのだろうか。これを実際に使っていた時代のことを、私は、かろうじて憶えている。
三春人形を作っている若者たちが、囲炉裏のまわりで話すシーンが印象的である。中の一人が、農民、と言っていた。まさに、この時代の若者の感覚としては、このことばで表現するのが、ふさわしいかと思う。
現代の部分で、とても興味深く思ったのは……三春人形を作る工房の場面。男性が、作った三春人形をひもでつるすのに、二つに分かれたひもを両手に持って、左右それぞれでひねりを加えていく、そうすると、自然に二本のひもがよりあわさって一本になる……これは、見ていて面白かった。こういう技法があるのかと思ってみていた。
3Dプリンタで、三春人形の型を作る。今では、そういう時代なのだろうと思う。(この方法なら、リモートで、型のデータを作る仕事というのもありそうであるが、どうなのだろうか。)
2025年3月16日記
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