コンテナ全部開けちゃいました「春の横浜港編」2025-05-07

2025年5月7日 當山日出夫

コンテナ全部開けちゃいました 〜春の横浜港編〜

まずは、オーストラリアから来たリーファーコンテナ。中にはブドウがはいっていた。ブドウをオーストラリアから輸入するようになっているということは、知らなかった。検疫が厳しいのだが、これも、現在では、リーファーコンテナで冷たい状態で運んでくることによって、問題を解決している。チチュウカイミバエは、冷たい状態で時間が経過すると死ぬということなので、ちょうど船で運んでくる途中に、その駆除も出来るということになる。しかも、オーストラリアは、季節が逆になるから、春のころに、秋の果物であるブドウが運ばれてくることになる。これは、非常に合理的なアイデアだと思う。

イタリアから来たコンテナには、オリーブオイルが入っていた。オリーブオイルの生産は、イタリアとスペインがほとんどを占めている。絞りたてのオリーブオイルを、空気に触れさせず、フレコンバッグでコンテナに入れて運んでくる。それを工場で、直結して瓶詰めの生産ラインにのせることになる。この使い終わったフレコンバッグは、その後どうなるのだろう。日本でゴミになるのか、資源として再利用するのか、それとも、元のところに送り返すのか。

スペインから来たコンテナには、オリーブの古木がはいっていた。樹齢100年のものだという。日本で庭木として利用するためである。これも、検疫のために、葉とか土とかを、全部おとした状態で、10℃にたもってはこんでくる。現在の日本で、庭木として、いろいろと利用されているようなのだが、私は、まだ見たことがない(と、思う。)

インドからは、象の置物であった。インドでは、象は大切にされている。だが、これが、日本でどれぐらいの需要があるのだろうか、という気はする。あまり欲しがる日本の人はいないかもしれない。どうなのだろうか。日本の招き猫のようなものだと言っていたが、招き猫にくらべるとはるかに巨大である。

ドイツに輸出するのは、日本の中古レコードだった。日本でも、それから、世界でもレコードが、再び人気になってきていることは知っているが、それが、ヨーロッパに大量に輸出されているとは、知らなかった。かつての、日本のシティポップ、和ジャズ、アニメの主題歌など、人気があるらしい。(私は、今ではは、レコードは持っていない。CDはかなりある。その多くは、クラシックであり、マーラーの交響曲は、かなり持っている。ただ、このごろは、CDをプレーヤで聞くのも面倒になってきているので、聞きたい曲は、Walkmanにコピーして聞いている。私のWalkmanには、中島みゆきのほとんどすべてのCDが入っているはずである。)

2025年5月2日記

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