未来予測反省会「太陽光発電で世界中のエネルギーをまかなえるようになる」2026-04-04

2026年4月4日 當山日出夫

未来予測反省会「太陽光発電で世界中のエネルギーをまかなえるようになる」

エネルギー問題は、現代では、単に技術だけのこととして語ることはできない。経済的な視点も必要だし、特に、今日では、経済安全保障という視点からもかんがえなければならない。また、環境問題も無視することはできない。

世界が平和で、超電導ケーブルで電気を世界各地に送れる……ということが実現すれば、そういうこともあるかなとは思う。最後に出てきていた、宇宙から地上に電気をとどける構想は、まず、OHISAMAが打ち上げられないといけないはずだが、H3ロケットを使うとして、大丈夫だろうか。

ペロブスカイトの実用化は、どうなるだろうか。とりあえずの課題は、コストだろう。それから、少しぐらい高くなっても、これに期待するという人びとの考え方もあるにちがない。

番組で少しだけ触れていたが、今の、メガソーラーなどの太陽光パネルの耐用期限がきたとき、大量に廃棄、リサイクル、ということが課題になるにちがいないのだが、この技術的な、また、経済的なメドはたっているのだろうか。

原子力発電の社会的な将来的なコストということが、(特に反原発の立場から)言われるのだが、それと同様に、太陽光発電の社会的なコスト(環境への負荷、リサイクルのコスト)ということが、あまり大きく語られることがないように思っている。里山の山肌をけずってソーラーパネルで埋め尽くしてしまうのは、(感覚的には)本末転倒という気がする。今の法律で合法的かどうかということもあるが、長い目で見ての、特に経済的な合理性という観点からの説明が必要であるという印象がどうしてもある。

2026年3月31日記

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