100分de名著「ウィトゲンシュタイン“論理哲学論考”“哲学探究” (4)心はどこにある?」2026-05-02

2026年5月2日 當山日出夫

100分de名著「ウィトゲンシュタイン“論理哲学論考”“哲学探究” (4)心はどこにある?」

HAL9000は、人間の予測を裏切ったことになるのだろうか……とは、見ながら思ったことである。(HAL9000といって、分からない人も多くなってしまったかなとは思うが。)

この回で、意図的に使っていなかったのが、AIとかコンピュータということだったと思うが、どうなのだろうか。心とか意識とかを考えるとき、今では、AIの発達とシンギュラリティ(これを、どう定義するかはいろいろあるだろうが)のことを無視して議論することは、難しいかもしれない。意図的に、そうしなければならないようになっている、といっても過言ではないだろう。

強引に私なりに思うこととしては、心を静的なものとして考えるのではなく、人間の生きている時間の流れの中でとらえている、ということにもなるだろう。当たり前のことだが、言語ゲームも、コミュニケーションも、相手があって、やりとりの中でなりたつ。つまり、時間とともにある、といえる。コミュニケーションを時間の中で考えるというのは、現代のコミュニケーション研究では、どのように考えられているのだろうか。

時間の中で考えないかぎり、沈黙、ということの意味も分からないはずである。

2026年4月30日記

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