『マッサン』「渡る世間に鬼はない」「会うは別れの始め」 ― 2026-05-03
2026年5月3日 當山日出夫
『マッサン』「渡る世間に鬼はない」「会うは別れの始め」
エリーは広島で、花嫁衣装を着る。こういうシーンもあっていいかなと思う。よく似合っていた。エリーには、白無垢よりも、柄のある着物の方が似合う。
マッサンは、日本人の好みにあうウイスキー造りを、鴨居の大将から命ぜられて仕事をする。
日本人の好みのウイスキーというのは、難しかと思う。ウイスキーが、日本に普及していない段階で、好みにあう、あわない、という以前の段階のことかとも思える。おそらくは、都市部の中流階層の行くような酒場から広まっていったのかとも思うが、はたしてどうだったのだろうか。こひのぼりの店で、ウイスキーがメニューに並ぶ時代でもない。
日本人好みの味かどうかということよりも、ウイスキーという酒の普及の問題になるかと思うのだが、これは、マッサン一人の努力でどうにかなることではない。
それにしてもやっぱり気になるのは、このドラマの中では、ウイスキーを、誰もがストレートで飲んでいること。ウイスキーを飲むときに氷を入れて、ということは、冷蔵庫が普及してからのことだろうから、これは、戦後になってからでいいだろうか。(ウイスキーの飲み方の歴史と、氷の歴史、冷蔵庫の歴史、ということになるだろう。一般家庭に冷蔵庫が普及するのは、昭和30年代以降である。)
2026年5月2日記
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