クラシックTV「The Legend 矢部達哉」2026-08-05

2026年8月5日 當山日出夫

クラシックTV「The Legend 矢部達哉」

音楽……芸術といってもいいが……を語るのに、美しい、という一点に絞ってある。これはこれで、一つの方針である。

芸術というのは、美しい、ということだけではなく、その背景には、人間のいろんな部分、邪悪な部分もあれば、慈愛に満ちた部分もあるし、崇高な理念ということもある……だが、そういうことをとっぱらって、とにかく、まず、美しいものをもとめる、こういうことはある。

バイオリンの演奏だと、その技巧に注目しがちなところがあるが、こういうことは一切ふれていない。また、その経歴……何歳ぐらいから習いはじめたとか、誰に師事したとか、どのコンクールで何位だったとか……が出てくることもあるが、基本的に無かった。(小澤征爾のことは出てきていたが。)ただ、若くして、東京都響のソロ・コンサートマスターに抜擢されて、それを続けてきている、ということだけだった。こういうことは、いさぎよい。

好きなクラシックの曲はと聞かれて、モーツアルトのクラリネット協奏曲とあったのは、まさに、音楽の美しさ、の端的な表現だと思うことになる。

『あぐり』は、だいたい見ていたのだが、そのころは、誰がテーマ曲を演奏しているかということは、気にしていなかった。今から思えば、残念である。

2026年7月20日記

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