CFが512のわけ2008-03-02

2008/03/02 當山日出夫

今日は、時間の都合がつかないので、立命館の研究会は休んで家にいる。次週、岡崎(愛知県)に行かなければならないので、その準備。カメラのバッテリーの充電など、しておかないといけない。

記録メディアは、512のコンパクトフラッシュ(CF)にしている。2ギガぐらいのを用意した方がいいのかどうか。512を使っているには、わけがある。512であれば、まるごと、CD-Rにコピーできる。これをこえて、1ギガ以上に大きくなると、DVDになる。あるいは、CD-Rで、分割することになる。

DVDが、はたして、どこまで、モノとして保存できるのか、やや不安がある。今のところ、CD-Rが、最も安定しているかなと思うので、こうしているが、今後のなりゆきではどうなるか。

DVDをとおりこして、いきなり、ブルーレイに記録・保存することになるかもしれない。(もちろん、その場合でも、ハードディスクのデータと、複数枚のディスクに予備を保存ということにはするが。)

デジタルのデータを安定して長期間保存できるメディアは、いったい何が適当か……このところが、今の一番の課題かもしれない、と思っている。

ハードディスクからハードディスクへのデータのコピーとバックアップ、その作業の積み重ねが必須になる。個人レベルでは、2年ぐらいすれば、倍の容量のディスクが、同じ値段になる……それにしたがって、順次、コピーしていけば、大丈夫(だろう)。と言っても、死ぬまでがんばっても、テラ単位のデータには、達しないと思うが。

デジタルで残すといっても、テキストであれば文字コードの問題がある。画像データであれば、色空間の問題がある。それほど、ことは単純ではない。

東洋古典学で、紙の本の世界では、100年、200年など、ほんのわずかな時間でしかない。しかし、20年前の、PC9801で使った5インチFDは、絶望的。

なんという時代になってしまったのだろう……と慨嘆する。

當山日出夫(とうやまひでお)

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