XPのSP32008-05-10

2008/05/10 當山日出夫

このメッセージは、VISTA(ULTIMATE)で書いている。で、もう一台のデスクトップマシンがXP。WindowsUpdateの操作をしたら、いきなり、SP3のインストールになってしまった。

ちまたの情報では、もう少し後になってからのはずだったのでは。

でも、もう、やってしまったものはしかたない。最低限、一太郎とWORDと、パワーポイントが動けば、何とか、教材準備は出来る。メールの送受信は、今、つかっているVISTAマシンに移行している。

ところで、昨日のつづき。「記録」を残すということ、一般的な資料論とは別次元の問題として、ハンセン病の人たちにとっては、きわめて重大なことがらであると、考える。

かつて、その人たちは、その生きたことの「記録」を抹殺された経緯がある。そして、今、かつての反省のうえから、あらためて、そのことの「記録」を発掘し、残さなければならない。こういう言い方は、失礼かもしれないが、通常の一般の人の生きた記録を残す「個人の記録」としての「アーカイブ」とは、その意味するところの重みがちがう。

もはや、デジタルアーカイブ論の授業で、このようなことまで触れる時間の余裕が無い。しかし、これから、他の授業でも、「記録」「アーカイブ」について言及することがあった時には、学生と一緒に考えてみたい(教える、のではなく。)

ところで、次週のデジタルアーカイブ論は、「アート・ドキュメンテーション学会HP」と「アートスケープ(大日本印刷)HP」、および、これらからのリンクの紹介、の予定。これらを入り口にしてリンクをたどれば、たいていの、デジタルアーカイブにたどりつけるだろう。

アート・ドキュメンテーション学会

http://www.jads.org/

アートスケープ

http://www.dnp.co.jp/artscape/

當山日出夫(とうやまひでお)