デジタルアーカイブについてあれこれ2008-06-05

2008/06/05 當山日出夫

今のところ、私が手にしている、デジタルアーカイブの本は、

『デジタルアーカイブの構築と運用-ミュージアムから地域振興へ-』.笠羽晴夫.水曜社.2004

『デジタル・アーキビスト概論』.後藤忠彦(監修)/谷口知司(編著).日本文教出版.2006

このうち、前者『デジタルアーカイブの構築と運用』の母体となった、デジタルアーカイブ推進協議会は、今は無い。その一部は、

デジタルコンテンツ協会 DCAJ

http://www.dcaj.org/

にひきつがれている。これは、過去のARGの記事にある。

また、『デジタル・アーキビスト概論』の方は、岐阜女子大学によるもの。そして、この大学(岐阜女子大学)には、デジタルミュージアムがある。

岐阜女子大学デジタルミュージアム

http://dac.gijodai.ac.jp/

また、岐阜女子大学では、大学院修士課程に、平成20年(今年度)から、文化創造学研究科、を設置する。

ここでは、デジタル・アーキビストの資格をとれる、とのこと。さらにたどって、デジタル・アーキビストについては、次の機関がある。

特定非営利活動法人日本デジタル・アーキビスト資格認定機構

http://www.gakujoken.jp/nintei_kikou/

さて、これらのデジタルアーカイブの動きと、日本アーカイブズ学会などの動きは、今後、どうなっていくのだろうか。

このあたりの動きは、デジタル・ヒューマニティーズの観点から、注目していかなければならない。とにかく、デジタル・ヒューマニティーズは、デジタルアーカイブと無縁ではいられないのであるから。

このあたりの事情まで、1Qの「デジタルアーカイブ論」で触れられなかったのは、今から思えば、残念ではある。

當山日出夫(とうやまひでお)

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