火曜セミナー無事終了 ― 2008-10-08
2008/10/08 當山日出夫
立命館のグローバルCOEの「火曜セミナー」、毎週、火曜日、午後6時から。どういうわけだか、後期の初日に私に順番が回ってきた。どんな話しをしようかと考えて、結局、次のタイトル。
現代日本の人文情報学とデジタルアーカイブについて
今週、それから来週にかけて、他の先生たちの話しは、海外における、デジタルヒューマニティーズ事情、ということなので、私は、日本のことを話すことにした。とはいえ、漠然と、今の日本の人文情報学といっても、とりとめのないものなる。
そこで、急に、(今年になってから)いろんな学会・研究会で話題になりだした、「デジタルアーカイブ」に的をしぼることにした。
ま、ざっと、
アーキビストの立場からのデジタルアーカイブ
人文学研究者からのデジタルアーカイブ
情報工学研究者からのデジタルアーカイブ
これらの相互にことなる、立場・視点について、対話の回路を作り出せる方向にうごきつつある。また、これは、今後の、人文情報学にとって、絶対に必要なことである。というような話し。
であるからして……敢えて話題にしなかったことも、いくつかある。話しが分散するの避けようと思って。
しかしながら、こまったことに、火曜セミナーは、オンラインでその場の映像を見ることができる。(ただし、事前に、申し込みが必要)。あろうことか、私がパワーポイントのスライドで、名前を出した、その本人が、見ていたらしい。あわてて、先ほど、連絡やらなんやらのメールを送信したばかり。
世の中、どこに落とし穴があるか分からない……と言ったら、失礼だろうが、なんとなく、そう思ってしまった次第。
最新の『ARG』については、明日にでも。
當山日出夫(とうやまひでお)
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