やっと準備が終わった2008-10-10

2008/10/10 當山日出夫

やっと、訓点語学会(東大・山上会館)12日(日) の準備が、終わった。

レジュメは、既に、宅急便で送ってある。今日までかかって、パワーポイントを、20枚に限定して、再整理。発表時間が、20分。で、どういうわけか、最後の発表順であるので、絶対に時間厳守でいかないと。1枚1分の、原則を守る。

明日の午後から、東京に行って、学生の時の先生にあって、という予定。

パワーポイントを、増やすのは簡単だが、削るのは、非常に苦しい。かつ、一枚のスライドでは、一つのこと(事実、または、意見)を述べる、という基本方針でいると、更につらい。

講談社ブルーバックスの『理系のための口頭発表術』を、読み直しているので、よけいに苦しくなる。まあ、これも、自分自身にとって、練習だと思うことにしよう。

HNG(漢字字体規範データベース)を実際に使ってみた、という意味では、ある程度以上の規模の学会としては、始めてかもしれない。春に、京大で、話しをしたが、どちらかというと、理系・情報工学系の研究会。

文献の研究を専門にしている、今度の学会で、どうなるか。不安でもある。

ARGの『342』は、東京でじっくり読むことにしよう。

當山日出夫(とうやまひでお)

パワーポイントのつづき2008-10-10

2008/10/10 當山日出夫

どうもこのブログでつかっているシステムがおかしいのか、コメントをもらってもすぐに表示されない。

たけひこ日記 2008年10月9日

http://d.hatena.ne.jp/takehikom/

http://d.hatena.ne.jp/takehikom/20081009/1223500929

私の場合、文学部しか知らない人間。

「たけひこ日記」でも書いてあるように、どの学部・分野でもそうであろが、大学での教授法なるものが、マニュアルのように存在するわけではない。この点、高等学校までと、大きく異なる。

私は、運がいいというべきかどうか、先生と、ほぼ1対1(個人授業に等しい)という場面が多かった。そこでは、な~~んにも教えてくれなかった。「君、この本を読みたまえ」「この辞書をひきなさい」で、終わり。

ただし、なんとか頑張って、変体仮名が読めるまで、なんとか昔の辞書「古辞書」がひけるまで、30分ぐらい、じ~~っと、待っていてくれる、先生だった。

今の学生にこんなことをしたら、「先生に精神的苦痛を受けた」と、訴えられかねない。(本当に、冗談ではなくそう思う)。

文学部では、パワーポイントを使えるようにという、意識が乏しいように思えてならない。プロジェクタにスクリーン、それに、無線LANぐらい、たいした設備投資でもないだろうにと思うが。

映像学部の学生に、前期教えたら、パワーポイントを配付資料として下さいと、請求されてしまった。私は、レジュメと、パワーポイントは、別のもの、と考えているので、レジュメの方(ことばで説明)を、オンラインで、学生が見られるようにしておいた。

工学部なんかだったら、先生が、自分でHPつくって、対応するのだろうなあ、と思ったりもする。

自分が学生の時におそわったことが無いことを、今の学生に教えるというのは、かなり、努力がいる。「ワープロを使った論文の書き方」など、学生の時にならったことがない。そもそも、パソコンの登場以前の時代。

アカデミック・プレゼンテーションとして、パワーポイントの使い方を教える授業を設定してみたら、あんまり学生が来なかった。愕然とした。

このあたりの事情は、追って書いていきたい。

當山日出夫(とうやまひでお)