『これから学会発表する若者のために』2008-12-17

2008/12/17 當山日出夫

『これから学会発表する若者のために-ポスターと口頭のプレゼン技術-』.酒井聡樹.共立出版.2008

ARGで「おすすめ」とでていたので、さっそく買ってみた。これは、来年度の教科書につかうことにしよう(授業テーマ:アカデミック・プレゼンテーション)。

ざっと見て、次の指摘は重要。

第4章「聴衆としての心がまえ」に、「質問をしよう」とあり、

質疑応答の時間はみんなのもの

全員にむけて言葉を発する

時間を守る

の3点が指摘してある。個人的には、私は、学会(特に、人文学とコンピュータ関係)では、質問などする方であると思っている。ちょっと、反省せねばならんあ、と思ってしまう。

まだ、丹念に読んだというわけではないが、上記のような指摘をふくめて、学会発表での発表のしかたについて、また、聴き方について、非常に有益な本であると思う。私からも「おすすめ」である。

當山日出夫(とうやまひでお)