『密謀』(藤沢周平) ― 2009-02-01
2009/02/01 當山日出夫
去年からの惰性(?)で、日曜日のよるは、NHKの『天地人』を見てしまう。で、私の歴史の知識の範囲では、人物関係が、もうひとつわからない。シンプルに一人の、とても有名な人物(例えば、織田信長)であれば、その人物を軸にして、なんとなく分かったような気になる。
しかし、上杉謙信の、その次の時代となると、もう分からない。しかも、織田信長や、(後の)豊臣秀吉まで、登場するとなると、頭の中が混乱するばかり。これは、単に、私の歴史的知識の欠乏のせいであろうが、まあ、なんとかしようかと思って買って読み始めた。
藤沢周平.『密謀』上・下(新潮文庫).新潮社.(オリジナルは昭和57年、毎日新聞社)
しかし、読んでみても、よく分からないのである。できれば、本の付録に、系図と人物名(途中で名前が変わったりする)の一覧がほしい。(これでは、まるで、『源氏物語』だ)。とはいえ、風景の描写や季節感の表現には、やはり、藤沢周平だな、と感じさせる作品である。
藤沢周平は、下級武士を主人公にした短編(その連作でも)が、やはり、私の好みである。
當山日出夫(とうやまひでお)
去年からの惰性(?)で、日曜日のよるは、NHKの『天地人』を見てしまう。で、私の歴史の知識の範囲では、人物関係が、もうひとつわからない。シンプルに一人の、とても有名な人物(例えば、織田信長)であれば、その人物を軸にして、なんとなく分かったような気になる。
しかし、上杉謙信の、その次の時代となると、もう分からない。しかも、織田信長や、(後の)豊臣秀吉まで、登場するとなると、頭の中が混乱するばかり。これは、単に、私の歴史的知識の欠乏のせいであろうが、まあ、なんとかしようかと思って買って読み始めた。
藤沢周平.『密謀』上・下(新潮文庫).新潮社.(オリジナルは昭和57年、毎日新聞社)
しかし、読んでみても、よく分からないのである。できれば、本の付録に、系図と人物名(途中で名前が変わったりする)の一覧がほしい。(これでは、まるで、『源氏物語』だ)。とはいえ、風景の描写や季節感の表現には、やはり、藤沢周平だな、と感じさせる作品である。
藤沢周平は、下級武士を主人公にした短編(その連作でも)が、やはり、私の好みである。
當山日出夫(とうやまひでお)
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