3月27日「東洋学へのコンピュータ利用」2009-02-20

2009/02/20 當山日出夫

3月27日、恒例の「東洋学へのコンピュータ利用」(今回は、第20回記念)。安岡さんから、概要は知らせてもらったが、はっきり言って、完全に、文字特集。

こうなりゃ、私の頭の中では、「WS文字」、この前の国語研が第2回。京大が、その2.1回、5~6月ごろに名古屋あたりで2.5回、第3回目は、夏の暑い京都の花園大学で・・・てな、ふうになっている。

ま、これはさておき、デジタル版『内村鑑三全集』が、これまでの作成の経緯から、0208で入力できない文字を、「今昔文字鏡」に依存してきたことは確か。時代的には、これしか選択肢はなかったのが、現実的判断。

3月27日は、この話しをしようと思っている。まだ、1行も原稿を書いていない。そろそろ、あわてる必要がある。なんと、のんきな。

さて、利用規程にはこうある。

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「今昔文字鏡」のフォントファイルから、任意の字形を切り出して埋め込んだPDF形式等の文書ファイルを作成することは、文字鏡フォントの再構築にあたります。再構築の行為並びにその成果が業務用ではない場合に限り、再構築の実行者は、本製品の正規登録ユーザであることを条件に、事前に文字鏡研究会に企画書を添付して文書で申し出ることにより無償で使用の許諾を受けることができます。

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これは、15万字版のもの。同様のことは、8万字版にも記載がある。

データの作成者側も持っており、私も持っているから、この関係においては、問題ないだろう。だが、出版(DVD版)には、そのままつかうわけにはいかない。

もちろん、今昔文字鏡の箇所を、プレーンテキストにコピーすると字が化けるということもふくめて、なんらかの対応策を、決めなければならない。さあ、どうするか。今年度内になんとかしないと、とは思うが。

當山日出夫(とうやまひでお)

ARGカフェ:明日の京都は寒そう2009-02-20

2009/02/20 當山日出夫

明日は、京都でのARGカフェ。天気予報を確認すると、雨はふらないだろうが、最高気温が9度。たぶん、寒いだろう。とはいえ、あったまるために、カレーうどんを食べにいく時間があるかどうかは微妙。いや、その前に、歩いている途中が寒い。

今のところの以下の予定(と思う、さらに追加があるかも)。

當山日出夫(立命館大学GCOE(DH-JAC))
「学生にWikipediaを教える-知の流動性と安定性」

小橋昭彦(今日の雑学/NPO法人情報社会生活研究所)
「情報社会の“知恵”について」

小篠景子(国立国会図書館)
「「中の人」の語るレファレンス協同データベース」

三浦麻子(神戸学院大学)
「社会心理学者として、ブロガーとして」

谷合佳代子(大阪産業労働資料館 エル・ライブラリー)
「エル・ライブラリー開館4ヶ月-新しい図書管理システムとブログによる資料紹介」

村上浩介(国立国会図書館)
「テレビからネットへ」

後藤真(花園大学)
「人文「知」の蓄積と共有-歴史学・史料学の場合」

福島幸宏(京都府立総合資料館)
「ある公文書館職員の憂鬱」

中村聡史(京都大学)
「検索ランキングをユーザの手に取り戻す」

岡島昭浩(大阪大学)
「うわづら文庫がめざすもの-資料の顕在化と連関」

嵯峨園子(中京大学情報科学研究科/ソシオメディア)
「ライブラリアンの応用力!」

東島仁(京都大学大学院)
「ウェブを介した研究者自身の情報発信に対する―「社会的な」しかし「明確でない」要請?」

今回は、「イントロダクション」として話すということが前提。学生に、Wikipediaの「陵墓」の履歴を調べてみなさいと課題を出したら、なんと、「陵墓」が「項目」として消えてしまっていた・・・さあ、どうしよう。というような意味では、イントロダクションとして、これから、みんなで考えましょう、として適当かなと思う。

ただ、話しが5分でおわるかどうだけ、心配。あ、それから、名刺をプリントしておかないといけない。

當山日出夫(とうやまひでお)

3月27日「東洋学へのコンピュータ利用」で話す予定はこんな感じ2009-02-20

2009/02/20 當山日出夫

なが~い、タイトルをつけてしまった。
2009年3月27日、京都大学人文科学研究所での第20回「東洋学へのコンピュータ利用」セミナーで話しをします。で、どんなことを話す予定かというと、「はてな」の方に書いたようなこと(と、書いて誘導してしまう)。

電子出版における文字
http://d.hatena.ne.jp/YAMAMOMO/20090220/1235123488

デジタル版『内村鑑三』全集の文字処理の問題。やっぱり、文字はたくさんあった方がいいということになるのか、あるいは、コントロール可能な範囲でどうにかすべきなのか・・・あれこれ、考えているところ。

論集の下書きと思って、見ていただければ幸いです。(3月27日、京大に来ても、私は、こんな話しをしますということで。)

當山日出夫(とうやまひでお)