東洋学へのコンピュータ利用セミナーの準備2009-03-23

2009/03/23 當山日出夫

さて、そろそろ、じたばたとあわてないといけない。もう、数日しかない。金曜日(27日)の、第20回「東洋学へのコンピュータ利用」セミナーの、準備。

別にたいしたことは、話しません。

アーカイブとして残るのは、実は、物理的には、紙とインク・墨。それを、「文字」と認識して見ているだけ。では、デジタル文字はどうか。これは、とてもあやうい。

フォント埋め込みPDFが、今は主流になりつつある、と思うが、これで、確実に文字データ(フォント・グリフ)を残せるだろうか……

というような話しを、
・3月の京大 東洋学へのコンピュータ利用
・4月の学習院大 日本アーカイブズ学会
・5月の東大 情報処理学会CH研究会

と、順番に、視点をかえながらまとめてみる予定。これをフィードバックして、『内村鑑三全集』のデジタル版の、刊行と有効な利活用につなげたい。

しかし、パワーポイントで表示の文字が、この先も同じであるという保証がない。むか~しの、OHPの方が、意外と、安定して文字が残ったりするかもしれない。論文は紙で残る(ただし、情報処理学会は、次年度から、完全にペーパーレス、紙の論文はつくらない)。だが、その研究発表のデータは、同じに見える状態で残せるだろうか。

當山日出夫(とうやまひでお)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログの名称の平仮名4文字を記入してください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2009/03/23/4199510/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。