『ARG』422号の感想2010-04-16

2010-04-16 當山日出夫

新年度の授業がはじまってしまうと、ブログの更新がとどこおってしまう。
『ARG』422号、発行部数は、あと二人が講読すれば、というところまできた。これは、すごいなあ、と思う。一連の国会図書館シリーズの効果だろうか。

で、今回の422号。

あくまでも個人的な感想として書けば、一番、興味深かったのは、シラバス(大妻女子大学、社会情報学科共通科目「情報社会論」)

検索、具体的には、グーグルやヤフーではない、インターネットの世界についての説明、と理解する。いま、学生のインターネットの使い方はどんなだろう。まずは、何かわからないことがあれば検索エンジンでしらべる(後は、コピペになるだろうか。)でなければ、ニコニコにユーチューブといったところか。電子メールは、ほとんど、携帯転送にしている可能性がある。(そのシステムのある学校であれば。)いや、電子メールは、ケータイのものかもしれない。

私ぐらいの世代だと、インターネットで、メールが自由に相互に利用できるようになっていく経緯を、パソコン通信の時代から知っている。電子メール=インターネット、なのであるが、今の学生の世代なら、メール=ケータイだろう。

ともあれ、岡本さんの書いているシラバスを読むと、よりひろい観点からインターネットというものを見てみよう、つかってみよう、という姿勢がつたわってくる。このシラバスを見るだけでも、勉強になる。

それから、先日あった、マイタン(マイニング探検隊)のこと。この当日、私は、Ustreamで、前半は見ることができたのだが、後半、家の用事で見られなかった。多少、ノイズがあったりするとはいえ、記録しておいて、このようにメールマガジンで配信してもらえるのは、ありがたい。

次週の『ARG』は、発行部数が気になる。

當山日出夫(とうやまひでお)