CH研究会での内村DVDの発表が終わった2010-05-23

2010-05-23 當山日出夫

CH研究会(情報処理学会、人文科学とコンピュータ研究会)、無事におわった。懇親会のあと、さほど長居はせずにかえったが、それでも、家に着いたら11時にちかかった。そして、今日は、また、別の学会(訓点語学会)で、京都(京都大学)である。

今日は、雨、どんな服装でいこうかまよう。雨だから、身軽な方がいいが、気温はひくそうだし。ぬれてもいい、という格好でいかないと。

ところで、CH研究会の方は、最初の発表であったので、気が楽であった。話しの内容は、以前に、京都大学人文科学研究所でのセミナー「東洋学へのコンピュータ利用」で話したことを基本にして、それを、人文学研究と電子書籍の利用という方向に、もっていったもの。

なにせ、まだ、できたばかりのDVD版であるので、具体的な使用実績のつみかさねがあまりない。具体的にこれをつかって何ができるのか、それは、今後の課題・・・ということにならざるをえない。

しかし、専門家向けの、研究(知的生産)のためのツールである、という方向性ははっきりしてくるのではないだろうか。これから出てくるであろう、一般の電子書籍の類と、また、紙の本と、どのように共存していくか、これも、このDVD版研究のひとつの課題であるか、と思った次第である。

今、古書店で、全集をワンセット買おうとすれば、10万ちかくはする。それを考えれば、DVD版の価格(60000円)は、かなり妥当であるといえるだろう。しかも、コピープロテクトなどはかけていない。また、全集をバラバラにして、個々に電子書籍として販売したとしたら、合計すれば、同じようなものになるにちがいない。

価格、販売方式、これらについてもいろいろ意見はあるだろうが、現時点の判断として、私としては、妥当なものだと思っている。これが、今後の、種々の電子書籍の展開のなかで、どのようになるか、考えていかなければならないと思う。

當山日出夫(とうやまひでお)

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