『ARG』444号の感想 ― 2010-09-17
2010-09-17 當山日出夫
『ARG』444号の感想である。発行部数5042部。個人的に勝手なことをいえば、『ARG』の活動はこれからだな、と思う。ARGの活動も、新たな段階にさしかかってきたのではないかなと予感する。
その一つは、まず、
「関西ウィキメディアユーザ会設立のお知らせ」(関西ウィキメディアユーザ会)
である。私自身、昨年の、ウィキメディア・カンファレンス2009(東京大学)に行って話しをしてきている。その経験から言って、このような自主的な会ができて、活動をはじめているというのは、実に頼もしい感じがする。そして、それが、ARGという場で紹介されることにも意義がある。
ただ、私は、Wikipediaについては、(特に、日本の)については、全面的に、信頼しているというわけではない。しかし、その可能性については、非常に期待している。
基本的には、百科事典的な知識とはなんであるか、言い換えれば、独自研究ではない、一般的に共有できる知識とは、どのようなものであるべきか、ということになるのかと思う。また、その一般のレベルも、専門的知識の程度によって様々である。しかし、百科事典的な知識とは、そもそもなんであるかは、まさに今といかけなおすべきときにきているように思える。
それは、一方で、WEB自体が、グーグル検索などと一緒になって、一つの巨大な百科事典のようになりつつある、という現象が片方にあるからである。このような状況の中にあってこそ、では、そもそも、百科事典的な知識とはどんなものであるのかが、きちんと考えられなければならない。
このことの意義は重要なものだと思っている。
それから、特に、教育現場で、Wikipediaをどのように活用していくのが、よいのか。完全に否定するのでもなく、野放しで利用でもなく、その特性をふまえたうえで、よりよく活用するには、どんなふうにすればいいのか。これも、実は、まだ始まったばかりであるといえよう。
次に、「第9回ARGカフェ&ARGフェスト@京都への招待(9/19(日)開催)」。
急にきまったことなので、ARGカフェの方には、残念ながらまにあわない。後半の方だけ、どうにか参加できる予定である。いずれ、これも、ライトニングトークの内容など、ブログなどで紹介されるだろう。たのしみにしている。
當山日出夫(とうやまひでお)
『ARG』444号の感想である。発行部数5042部。個人的に勝手なことをいえば、『ARG』の活動はこれからだな、と思う。ARGの活動も、新たな段階にさしかかってきたのではないかなと予感する。
その一つは、まず、
「関西ウィキメディアユーザ会設立のお知らせ」(関西ウィキメディアユーザ会)
である。私自身、昨年の、ウィキメディア・カンファレンス2009(東京大学)に行って話しをしてきている。その経験から言って、このような自主的な会ができて、活動をはじめているというのは、実に頼もしい感じがする。そして、それが、ARGという場で紹介されることにも意義がある。
ただ、私は、Wikipediaについては、(特に、日本の)については、全面的に、信頼しているというわけではない。しかし、その可能性については、非常に期待している。
基本的には、百科事典的な知識とはなんであるか、言い換えれば、独自研究ではない、一般的に共有できる知識とは、どのようなものであるべきか、ということになるのかと思う。また、その一般のレベルも、専門的知識の程度によって様々である。しかし、百科事典的な知識とは、そもそもなんであるかは、まさに今といかけなおすべきときにきているように思える。
それは、一方で、WEB自体が、グーグル検索などと一緒になって、一つの巨大な百科事典のようになりつつある、という現象が片方にあるからである。このような状況の中にあってこそ、では、そもそも、百科事典的な知識とはどんなものであるのかが、きちんと考えられなければならない。
このことの意義は重要なものだと思っている。
それから、特に、教育現場で、Wikipediaをどのように活用していくのが、よいのか。完全に否定するのでもなく、野放しで利用でもなく、その特性をふまえたうえで、よりよく活用するには、どんなふうにすればいいのか。これも、実は、まだ始まったばかりであるといえよう。
次に、「第9回ARGカフェ&ARGフェスト@京都への招待(9/19(日)開催)」。
急にきまったことなので、ARGカフェの方には、残念ながらまにあわない。後半の方だけ、どうにか参加できる予定である。いずれ、これも、ライトニングトークの内容など、ブログなどで紹介されるだろう。たのしみにしている。
當山日出夫(とうやまひでお)
コメント
_ Kstigarbha ― 2010-09-19 08時04分13秒
Wikipediaについては、日本版ではなく、日本「語」版と言って頂いた方が正確ですので、助かります。
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