JADS国会図書館での研究会(2) ― 2011-01-18
2011-01-18 當山日出夫
JADSの国会図書館(関西館)見学会、である。ひととおりの説明をきいて、ディスカッションのあと、館内の見学ということになった。見せてもらったのは、ふたつ。
ひとつは、書庫のなか。地下数階にわたる、数百万冊が収納可能な書庫が、すでにかなりうまっている状況など。実際の書庫で、どのように本が配置されているか、どのように収納されているか、実物を見ることができた。
非常に長い廊下。同じような書架の列。迷子になってしまう。それを、迷子にならないようにするためにほどこされているための工夫なども。これは面白かった。
それから、今、国会図書館で進めている大規模電子図書館のための、スキャナ。一冊の本を、まるごと、「自動的」にスキャンして、デジタル化してくれる装置。自動でページをめくって、順次、撮影していく。(スキャナというよりは、デジタルカメラによる撮影、といった方が正確かなと思える。)
ただ、全自動の機械とはいっても、セッティングに時間がかかる。それに、本をスキャンする間、正確に作動しているかどうか、常に人間がチェックしていなければならない。自動の書籍用スキャナといっても、けっこう人手を要するものであることが、なんとなくわかった。
ただ、関西館にあるのは、予備的な機械らしい。大規模デジタル図書館構想としては、スキャンの作業は、外部に委託ということになる。そこでミスが発見されたような場合、再度、業者に仕事をまわすよりは、内部で処理してしてしまった方がはやい、そのようなために設置してある機械と、理解した。
それにしても、外部の業者に委託するにしても、あるいは、いろいろとりざたされるグーグルにしても、同じような機械をつかって仕事をしていると思って見ると、興味津々である。
見学会が終わったあとは懇親会。ほとんどのメンバーが参加ということで、たのしくすごせた。
さて、問題は、次回の研究会を、いつ、どのように、ということなのであるが、それは、また、おって考えることになろう。
當山日出夫(とうやまひでお)
JADSの国会図書館(関西館)見学会、である。ひととおりの説明をきいて、ディスカッションのあと、館内の見学ということになった。見せてもらったのは、ふたつ。
ひとつは、書庫のなか。地下数階にわたる、数百万冊が収納可能な書庫が、すでにかなりうまっている状況など。実際の書庫で、どのように本が配置されているか、どのように収納されているか、実物を見ることができた。
非常に長い廊下。同じような書架の列。迷子になってしまう。それを、迷子にならないようにするためにほどこされているための工夫なども。これは面白かった。
それから、今、国会図書館で進めている大規模電子図書館のための、スキャナ。一冊の本を、まるごと、「自動的」にスキャンして、デジタル化してくれる装置。自動でページをめくって、順次、撮影していく。(スキャナというよりは、デジタルカメラによる撮影、といった方が正確かなと思える。)
ただ、全自動の機械とはいっても、セッティングに時間がかかる。それに、本をスキャンする間、正確に作動しているかどうか、常に人間がチェックしていなければならない。自動の書籍用スキャナといっても、けっこう人手を要するものであることが、なんとなくわかった。
ただ、関西館にあるのは、予備的な機械らしい。大規模デジタル図書館構想としては、スキャンの作業は、外部に委託ということになる。そこでミスが発見されたような場合、再度、業者に仕事をまわすよりは、内部で処理してしてしまった方がはやい、そのようなために設置してある機械と、理解した。
それにしても、外部の業者に委託するにしても、あるいは、いろいろとりざたされるグーグルにしても、同じような機械をつかって仕事をしていると思って見ると、興味津々である。
見学会が終わったあとは懇親会。ほとんどのメンバーが参加ということで、たのしくすごせた。
さて、問題は、次回の研究会を、いつ、どのように、ということなのであるが、それは、また、おって考えることになろう。
當山日出夫(とうやまひでお)
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