5月からの予定など ― 2011-05-01
2011-05-01 當山日出夫
これからの予定など記しておく。
5月7日(土)
文字研究会 第6回ワークショップ:文字-電子書籍の夢、EPUBの現実-
花園大学
5月14日(土)
アート・ドキュメンテーション学会 関西地区部会
台湾e ラーニング・デジタルアーカイブプログラム(TELDAP)について
立命館大学(衣笠)
5月21日(土)
CH研究会
同志社大学(今出川)
5月22日(日)
訓点語学会
京都大学文学部
5月28日(土) 29日(日)
日本語学会
神戸大学
6月11日(土)
アート・ドキュメンテーション学会 総会・研究発表会
東京国立博物館
當山日出夫(とうやまひでお)
これからの予定など記しておく。
5月7日(土)
文字研究会 第6回ワークショップ:文字-電子書籍の夢、EPUBの現実-
花園大学
5月14日(土)
アート・ドキュメンテーション学会 関西地区部会
台湾e ラーニング・デジタルアーカイブプログラム(TELDAP)について
立命館大学(衣笠)
5月21日(土)
CH研究会
同志社大学(今出川)
5月22日(日)
訓点語学会
京都大学文学部
5月28日(土) 29日(日)
日本語学会
神戸大学
6月11日(土)
アート・ドキュメンテーション学会 総会・研究発表会
東京国立博物館
當山日出夫(とうやまひでお)
『大学生からの文章表現』 ― 2011-05-04
2011-05-04 當山日出夫
黒田龍之助.『大学生からの文章表現』(ちくま新書).筑摩書房.2011
学生に、この本をすすめたものかどうか、まようところである。
たしかにおもしろい。おもしろい文章の書き方、の本である。だが、これで、「レポート」や「論文」を書くとなると、はたしてどうか、というのが、いつわらざるところである。
もちろん、筆者も、そんなことは承知の上で、この本を書いたのだろうし、また、実際に大学で授業もしているにちがいない。たぶん、その背景には、きまりきったレポートや論文の書き方の指導が、きちんとなされている、ということがあってのことだろう。そうでないのに、いきなり、このような文章の書き方だけを学んで、レポート・論文の役にたつとは思えない。
この一方で、最近出た本では、
黒木登志夫.『知的文章とプレゼンテーション』(中公新書).中央公論新社.2011
が、きわめて対照的である。さて、どうしようか、である。
當山日出夫(とうやまひでお)
黒田龍之助.『大学生からの文章表現』(ちくま新書).筑摩書房.2011
学生に、この本をすすめたものかどうか、まようところである。
たしかにおもしろい。おもしろい文章の書き方、の本である。だが、これで、「レポート」や「論文」を書くとなると、はたしてどうか、というのが、いつわらざるところである。
もちろん、筆者も、そんなことは承知の上で、この本を書いたのだろうし、また、実際に大学で授業もしているにちがいない。たぶん、その背景には、きまりきったレポートや論文の書き方の指導が、きちんとなされている、ということがあってのことだろう。そうでないのに、いきなり、このような文章の書き方だけを学んで、レポート・論文の役にたつとは思えない。
この一方で、最近出た本では、
黒木登志夫.『知的文章とプレゼンテーション』(中公新書).中央公論新社.2011
が、きわめて対照的である。さて、どうしようか、である。
當山日出夫(とうやまひでお)
『知的文章とプレゼンテーション』 ― 2011-05-06
2011-05-06 當山日出夫
黒木登志夫.『知的文章とプレゼンテーション』(中公新書).中央公論新社.2011
さて、この本は、学生にすすめたものかどうか・・・これも、なやんでしまう。特に、文学部の学生には、どうかな、と思うところが無いではない。
これは、書いてあることに「反対」「異論がある」というのではなく、文学部の学生で、文学とか歴史・哲学を学んでいるような学生を対象としてであれば、もうちょっと、ふみこんだ記述がなされていてもいいのではないかと感じる箇所が多いせいである。
しかし、いくつかの参考文献のなかにいれて、学生に提示する価値はある本と思う。
ところで、この本、ざっと読んで、一番納得した箇所。最後の追記。
>>>>>
本書の再校を渡すべき日に、東日本大震災が起こった。政府、東京電力、原子力保安院など、原子力発電所についての国民に対する説明は、われわれを満足させるようなレベルではなかった。危機管理におけるプレゼンテーションの重要性をあらためて考えさせられた。
pp.241-242
<<<<<
これには、まったくの同感。特に、東京電力の副社長の会見、まず、日本語になっていない。まあ、極度に緊張する場面であったということを、考慮するとしてもなお、責任ある立場の発言としては、その説明のあり方は、あまりにお粗末であったというべきであろう。
當山日出夫(とうやまひでお)
黒木登志夫.『知的文章とプレゼンテーション』(中公新書).中央公論新社.2011
さて、この本は、学生にすすめたものかどうか・・・これも、なやんでしまう。特に、文学部の学生には、どうかな、と思うところが無いではない。
これは、書いてあることに「反対」「異論がある」というのではなく、文学部の学生で、文学とか歴史・哲学を学んでいるような学生を対象としてであれば、もうちょっと、ふみこんだ記述がなされていてもいいのではないかと感じる箇所が多いせいである。
しかし、いくつかの参考文献のなかにいれて、学生に提示する価値はある本と思う。
ところで、この本、ざっと読んで、一番納得した箇所。最後の追記。
>>>>>
本書の再校を渡すべき日に、東日本大震災が起こった。政府、東京電力、原子力保安院など、原子力発電所についての国民に対する説明は、われわれを満足させるようなレベルではなかった。危機管理におけるプレゼンテーションの重要性をあらためて考えさせられた。
pp.241-242
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これには、まったくの同感。特に、東京電力の副社長の会見、まず、日本語になっていない。まあ、極度に緊張する場面であったということを、考慮するとしてもなお、責任ある立場の発言としては、その説明のあり方は、あまりにお粗末であったというべきであろう。
當山日出夫(とうやまひでお)
『論集文字』第一号(電子書籍版) ― 2011-05-10
2011-05-10 當山日出夫
文字研究会の、『論集文字』の第一号(電子書籍版)が、いよいよ刊行になった。
https://sites.google.com/site/mojiken/shuppan-butsu/ronshu_moji_no1
内容は、ざっと以下のとおり、
はじめに/改定常用漢字表を考える意味【小形克宏(フリーライター)】
第1章 「現場」から考える
新聞表記と常用漢字表改定【比留間直和(朝日新聞社)】
国語教育の現場から改定常用漢字表を考へる【前川孝志(都立若葉総合高校教諭)】
改正常用漢字表で情報システムはどうなるのだろう?【関口正裕(富士通/ITSCJ SC2専門委員会)】
第2章 「漢字調査」から考える
ウェブ上における使用実態統計から改定常用漢字表を考える【萩原正人(バイドゥ)】
[資料紹介]漢字出現頻度数調査【師 茂樹(花園大学)】
[付録]改正常用漢字表【文化審議会答申】
この本、電子版だけでの刊行である。通常の書籍版はない。
當山日出夫(とうやまひでお)
文字研究会の、『論集文字』の第一号(電子書籍版)が、いよいよ刊行になった。
https://sites.google.com/site/mojiken/shuppan-butsu/ronshu_moji_no1
内容は、ざっと以下のとおり、
はじめに/改定常用漢字表を考える意味【小形克宏(フリーライター)】
第1章 「現場」から考える
新聞表記と常用漢字表改定【比留間直和(朝日新聞社)】
国語教育の現場から改定常用漢字表を考へる【前川孝志(都立若葉総合高校教諭)】
改正常用漢字表で情報システムはどうなるのだろう?【関口正裕(富士通/ITSCJ SC2専門委員会)】
第2章 「漢字調査」から考える
ウェブ上における使用実態統計から改定常用漢字表を考える【萩原正人(バイドゥ)】
[資料紹介]漢字出現頻度数調査【師 茂樹(花園大学)】
[付録]改正常用漢字表【文化審議会答申】
この本、電子版だけでの刊行である。通常の書籍版はない。
當山日出夫(とうやまひでお)
日本歴史言語学会 ― 2011-05-24
2011-05-24 當山日出夫
この前の日曜日(22日)は、訓点語学会(京都大学)。で、土曜日(28日)は、日本語学会(神戸大学)。ということで、ちょうど中間の時期である。で、以前、このブログに書いたままになっていた、日本歴史言語学会、思い出して、入会の申込書を送信しておいた。
現在のHPは、
日本歴史言語学会
http://jshl.sharepoint.com/Pages/default.aspx
>>>>>
日本歴史言語学会設立総会・第一回大会次第(暫定)
時 2011年 12月 17日(土)~12月 18日(日)
於 大阪大学 豊中キャンパス(会場未定)
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/
暫定プログラム
2011年 12月 17日(土)
13:00~14:30設立総会
14:45~15:00第一回大会開会の辞
15:00~17:00設立記念シンポジウム
18:00~20:00懇親会
2011年 12月 18日(日)
10:00~17:00研究発表会
(12:00~13:00昼食休憩)
17:00閉会の辞
<<<<<
ということらしい。12月、じんもんこんシンポジウムなど、いろいろ行事のある時期であるが、出席の方向で考えておくことにしよう。
當山日出夫(とうやまひでお)
この前の日曜日(22日)は、訓点語学会(京都大学)。で、土曜日(28日)は、日本語学会(神戸大学)。ということで、ちょうど中間の時期である。で、以前、このブログに書いたままになっていた、日本歴史言語学会、思い出して、入会の申込書を送信しておいた。
現在のHPは、
日本歴史言語学会
http://jshl.sharepoint.com/Pages/default.aspx
>>>>>
日本歴史言語学会設立総会・第一回大会次第(暫定)
時 2011年 12月 17日(土)~12月 18日(日)
於 大阪大学 豊中キャンパス(会場未定)
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/
暫定プログラム
2011年 12月 17日(土)
13:00~14:30設立総会
14:45~15:00第一回大会開会の辞
15:00~17:00設立記念シンポジウム
18:00~20:00懇親会
2011年 12月 18日(日)
10:00~17:00研究発表会
(12:00~13:00昼食休憩)
17:00閉会の辞
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ということらしい。12月、じんもんこんシンポジウムなど、いろいろ行事のある時期であるが、出席の方向で考えておくことにしよう。
當山日出夫(とうやまひでお)
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