マンリョウの花 ― 2017-07-26
2017-07-26 當山日出夫(とうやまひでお)
水曜日は、写真の日ということにしている。花の写真である。今日は、庭にある木のうちから、マンリョウを選んでみた。マンリョウは、センリョウとならんで、その実を愛でる。特に冬のものとして意識している。そのマンリョウが、今、花をつけている。
ちょうど今がその花をつける時期にあたっている。木の根元を見ると、散った花びらがちらばっているのが目につく。
日本国語大辞典をひいてみる(ジャパンナレッジ)。「まんりょう」の語の初出例は、物品識名(1809)「マンリャウ」とあるよし。ヤブコウジ科の常緑低木。
世界大百科事典をみると、興味深い。冒頭を引用してみると、
「同属のヤブコウジ(十両)がヤマタチバナの名で『万葉集』に登場するのに比べ、認識は遅れ、『多識編』(1612)でマンリョウの中国名■砂根(すさこん)にアカキがあてられたのが初出で、『本草薬名(やくめい)備考』(1678)にも朱砂根にアカキが使われている。」
また、表記については次のようにある。
「マンリョウ系の名は18世紀末ころから使われ始めたが、初めはまん竜、万量、万里ゃうなどと綴(つづ)られ、文政(ぶんせい)(1818~1830)のころから万両が庶民に定着し始めた。」
いま、センリョウ(千両)と対にして、マンリョウ(万両)と憶えているが、これは、かなり新しいことのようである。
我が家の庭には、センリョウもある。マンリョウとともに、冬になると黄色や赤の実を付ける。花が、黄色や赤になっていく様子を、これから観察していきたいと思っている。
水曜日は、写真の日ということにしている。花の写真である。今日は、庭にある木のうちから、マンリョウを選んでみた。マンリョウは、センリョウとならんで、その実を愛でる。特に冬のものとして意識している。そのマンリョウが、今、花をつけている。
ちょうど今がその花をつける時期にあたっている。木の根元を見ると、散った花びらがちらばっているのが目につく。
日本国語大辞典をひいてみる(ジャパンナレッジ)。「まんりょう」の語の初出例は、物品識名(1809)「マンリャウ」とあるよし。ヤブコウジ科の常緑低木。
世界大百科事典をみると、興味深い。冒頭を引用してみると、
「同属のヤブコウジ(十両)がヤマタチバナの名で『万葉集』に登場するのに比べ、認識は遅れ、『多識編』(1612)でマンリョウの中国名■砂根(すさこん)にアカキがあてられたのが初出で、『本草薬名(やくめい)備考』(1678)にも朱砂根にアカキが使われている。」
また、表記については次のようにある。
「マンリョウ系の名は18世紀末ころから使われ始めたが、初めはまん竜、万量、万里ゃうなどと綴(つづ)られ、文政(ぶんせい)(1818~1830)のころから万両が庶民に定着し始めた。」
いま、センリョウ(千両)と対にして、マンリョウ(万両)と憶えているが、これは、かなり新しいことのようである。
我が家の庭には、センリョウもある。マンリョウとともに、冬になると黄色や赤の実を付ける。花が、黄色や赤になっていく様子を、これから観察していきたいと思っている。
Nikon D7500
AF-S DX NIKKOR 40mm f/2.8 G
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