ツユクサ2018-08-29

2018-08-29 當山日出夫(とうやまひでお)

前回は、
やまもも書斎記 2018年8月23日
山茱萸
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/08/23/8948047

この夏、残暑も厳しい。ちょっと外にカメラを持って散歩に行こうという気分にならない。今日の写真も、以前に写しておいたものからである。

ツユクサである。我が家の近辺のところどころに花を咲かせる。一月ほど前、暑い日の、まだ、それほど日中の暑さにならないうちにと思って、朝のうちに撮影したものである。ツユクサの写真を撮るなら、どうしても午前中になる。それでも、これだけの写真を撮るので、汗がとまらなくなったものである。

日本国語大辞典(ジャパンナレッジ)を見てみる。

ツユクサ科の一年草。各地のやや湿った路傍や小川の縁に群がって生える。

とあり、さらに説明がある。用例は、宇津保物語(970~999頃)、枕草子(10C終)、山家集(12C後)、から見える。平安の昔からあることばである。古辞書には、下学集など中世のものから掲載がある。『言海』にもある。

『言海』を見てみる。

「名 善ク露ヲタモテバイフ 原野ニ多シ、莖、幹、地ニ布(シ)キ、節毎ニ、葉ヲ互生ス、形、竹ノ葉ニ似テ厚シ、夏、枝梢ノ間毎ニ花ヲ生ジ、朝ニ開キ、午前ニ萎ム、深碧色ニシテ二瓣ナリ、形ニ因テ、帽子花、螢草、ノ名アリ。古名ヲつきくさトイフ、染料トス。」(以下略)

ツユクサ

ツユクサ

ツユクサ

ツユクサ

ツユクサ

Nikon D7500
AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR

追記 2018-09-06
この続きは、
やまもも書斎記 2018年9月6日
マンリョウの花
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/09/06/8956984

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