『スカーレット』あれこれ「幸せへの大きな一歩」2019-12-22

2019-12-22 當山日出夫(とうやまひでお)

『スカーレット』第12週「幸せへの大きな一歩」
https://www.nhk.or.jp/scarlet/story/index12_191216.html

前回は、
やまもも書斎記 2019年12月15日
『スカーレット』あれこれ「夢は一緒に」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2019/12/15/9189442

この週の放送で印象にのこっているのは、やはり水曜日だろう。喜美子と八郎の二人だけの出演だった。丸熊陶業の作業場だけのシーンであった。

ここで二人は、これからの将来のことについて語り合い、そして、お互いの気持ちを確かめ合う。

それにしても、このドラマはスピードの緩急がはげしい。水曜日に二人だけのシーンをじっくりと描いたいたかと思うと、あっというまに結婚してしまった。そして、土曜日には、もう独立して自分たちの工房をもち、さらには子どもまで生まれてしまっている。

が、ともあれ、ここまできて喜美子の生活は安定してきたようである。また、陶芸家としての道筋も見えてきたような気がする。まだ、陶芸家として、自分の作品を作るというところまではいたっていないが、八郎の仕事を手助けしながら、技術を身につけていってるようだ。

ちや子さんも登場していて、信楽初の女性陶芸家をめざしてはとはげましていた。

ただ、残念だったのは……BK(大阪)制作の朝ドラなのだから、写真を撮る場面のカメラマンが、いつものとおりであってほしかった。

次週以降、いろいろ波乱があるようである。このドラマ、次週で今年の放送が終わるかと思う。来年からは、陶芸家としての喜美子が登場することになるのだろうか。楽しみに見ることにしよう。

2019年12月21日記

追記 2019-12-29
この続きは、
やまもも書斎記 2019年12月29日
『スカーレット』あれこれ「愛いっぱいの器」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2019/12/29/9194985