オンライン授業あれこれ(その一二)2020-07-11

2020-07-11 當山日出夫(とうやまひでお)

続きである。
やまもも書斎記 2020年7月4日
オンライン授業あれこれ(その一一)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/07/04/9264573

レポートの提出は、電子メールでということにしてある。これは、最初にオンライン授業の方針を決めて学生に連絡した時点(4月16日)では、電子メールしか学生からのレポート提出の手段がなかったからでもある。その後、大学の授業支援のシステムのバージョンアップで、レポートの提出もできるようになった。しかし、一度出した方針を途中で変えるのは、混乱のもとだと思ったので、電子メール提出ということにしている。

ただ、電子メール提出といっても条件がいくつかある。

まず、大学の電子メールシステムから送信すること。自分で契約しているプロバイダのメールや、Gメールなどからのものは、受理しないということしてある。これについては、中にわずかではあるが、守らない学生がいる。こちらのメッセージ、レポート提出についての注意事項を読んでいないのだろうか。そのような提出に対しては、これは受け取ることができない、大学のメールシステムから送信のこと、と返信して、その後、なんとか提出できているようだ。

電子メールのタイトルは、基本のルールを決めておいた。たとえば、「日本語史第二回レポート(学生氏名)」のように書くこと、としておいた。これも、時々守らない学生がいる。こちらが指定したルールに違反していることを指摘して、再提出を求めることにしている。

それから、気になっていることとして、電子メール提出で、添付ファイル(Word文書ファイル)が多いのだが、ただ、文書ファイルを添付しただけで、本文か空のものが目につく。これは、確かに、こちらが指示したことには違反してはいない。しかし、一般的にいって、電子メールでの提出物のマナーには反しているだろう。すくなくとも、自分の名前と学籍番号、それから、課題を添付ファイルで送信する旨、ちょっと書いておくべきことだと思う。

たぶん、これまで(高校まで)、電子メールでのやりとりというものを経験していないのかもしれないのだろう。これは、基本的マナーとして、やはりどこかの時点で身につけておくべきことだろう。

電子メールでのやりとりというのは、たしかに新しいことではあるが、しかし、その背景には、書簡のやりとりなどの歴史的積み重ねがある。そのうえに、ここ二~三十年の間に、できあがってきた、ルールというべきものがないではない。少なくとも、社会の一般常識としてのマナーというのは存在するだろうと思う。

ただ、これも時代とともに変化してきてはいる。私が電子メールを使い始めたころは、自分の好きな時間に読んで、自分の好きな時間に送信(返信)すればよいものであった。が、このごろは、このような感覚が通用しなくなってきてもいるようだ。(返信はすぐにしなければならない、夜中に送信してはいけない、など)。

が、ともあれ、添付ファイルを送るときに、本文に何も書かずに、添付ファイルだけ送信というのは、今後、指導していくことにしたいと思っている。

2020年7月10日記

追記 2020-07-25
この続きは、
やまもも書斎記 2020年7月25日
オンライン授業あこれこ(その一三)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/07/25/9271484