『エール』あれこれ「君はるか」(再放送)2020-07-23

2020-07-23 當山日出夫(とうやまひでお)

前回は、
やまもも書斎記 2020年7月16日
『エール』あれこれ「いばらの道」(再放送)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/07/16/9268578

本放送のときのことは、
やまもも書斎記 2020年4月26日
『エール』あれこれ「君はるか」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/04/26/9239365

再放送を見て思うことは、音と裕一のつながり。二人は文通する。そして、文通だけで恋をする。今ではあまり考えられないような状況かもしれないが、昭和初期までこのような恋もあり得たのであろう。その二人のこころのうちを丁寧に描いていたように思う。

イギリスに留学できるかどうか分からない裕一の思い、また、その裕一の将来を気遣う音の気持ち、これが文通ということだけで、描かれていた。

ドラマの本筋とは関係ないことかもしれないが、銀行員の昌子が、見ていて気になる。その後、どうなっているのか、結果は分かっているだけに、その伏線として、こういう描き方がしてあったのかと、思わず納得する場面があった。

また、関内の三姉妹が見ていて面白い。姉の吟、妹の梅、それぞれに個性的である。また、これが、後の展開への伏線かと思うと、これもまた興味深いところがあった。

そういえば、ここまで音と裕一は会ったことがない。(幼いときの教会でのことは別にしておくとして。)この二人が出会ってどうなるか、次の展開を楽しみに見ることにしよう。

2020年7月21日記

追記 2020-07-30
この続きは、
やまもも書斎記 2020年7月30日
『エール』あれこれ「愛の狂騒曲」(再放送)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/07/30/9273258