「大河ドラマの舞台裏」2020-07-28

2020-07-28 當山日出夫(とうやまひでお)

まだ麒麟はこない。予定では、8月30日から放送再開ということらしい。それまでのスペシャルである。

「麒麟がくる」までお待ちください~キャスト・スタッフが明かす大河ドラマの舞台裏
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-07-26&ch=21&eid=24213&f=6516

日曜日の夜の放送。録画しておいて、翌日の朝に見た。

ここ一〇年の大河ドラマをとりあげて、その制作の裏話であった。これは見ていて、なかなか面白かった。特に、美術とか小道具とかのこだわりが、なるほどそこまで凝って作ってあったのか、見ていて全然気がつかなかった……というものが多くあった。

個人的には、ここで取り上げられた大河ドラマは、ほとんど見ている。そんなに熱心に見たということもないのもあれば、面白いと思って見ていたものもある。私が面白いと思ったのは、『八重の桜』、それから、『真田丸』であろうか。これらは、幕末・明治維新、あるいは、戦国時代を描く、新たな視点があったように思う。何よりも脚本がよかったと感じている。

視聴者には、そんなに細部にわたって分からないであろうところまでこだわって作るのが、総合的に、いいドラマに仕上がっていくということなのだろう。

そして、重要だと思ったのは、歴史のドラマであるということで、綿密な時代考証と同時に、これは、フィクションであるということが大事かと思う。無論、そのフィクションの裏には、しかるべき歴史観というものがあってのことである。

さて、「麒麟がくる」は、とりあえず放送再開ということである。しかし、撮影は、COVID-19に配慮するとなると大変だろうなあ、と思ってしまう。無事に撮影が進行するようにと、つくづく思った次第である。

「麒麟がくる」においても、普通に見ているだけでは気付かない、セットや衣装のこだわりというものがあるのかと思う。そのようなこだわりが製作の現場にあるのだということが、よく伝わってくる番組だったと思う。

2020年7月27日記