オンライン授業あれこれ(その一七)2020-08-23

2020-08-23 當山日出夫(とうやまひでお)

続きである。
やまもも書斎記 2020年8月22日
オンライン授業あれこれ(その一六)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/08/16/9279025

後期からの授業については、とりあえず教室でという希望を出しておいた。だが、これも、今の情勢では、どうなるかわからない。少なくとも、京都や大阪あたりの状況は、終息に向かっているとは思えない。となれば、あるいは、後期もオンラインか、という気もしなくはない。ここは、学校からの連絡を待っていることにする。

ところで、前期の評価である。レポートの提出を再度チェックしてみたのだが、いろいろ考えて、オンライン授業になってしまったということを配慮することにした。とはいえ、すくなくとも、次の点については、原則的にゆずらない。

レポートの提出は、大学のメールシステムから送信すること。

メールのタイトルは、こちらの指定した形式にしたがうこと。

これらは、きわめて形式的なことである。だが、世の中、形式を守ることをふまえて、その先に内容の評価がある。それに、上記のような、形式を守ることは、そんなにハードルの高いことだろうか。少なくとも、スマホがあればできることである。技術的には、さほど問題ないと思う。要は、学生が、決められた形式を守る意識があるかどうか、ということになる。

そして、このことは、毎回、レポートの課題提示のときに、毎回くどく念をおして確認してきたことである。また、守っていないものについては、再提出を求めてきた。その確認のメールを見ていない、あるいは、それを見て再提出しない学生についてまでは、どうしようもないとしかいいようがない。

少なくとも、オンライン授業ということになっている以上、大学のLMSや電子メールは、毎日確認するのが、基本的な態度というものだろう。これができないということなら、こちらとしても、対応のしようがない。

そして、これらのことは、学生が卒業して就職するとして、その後にも基本的に重要な意味をもつことになるはずである。ある意味では、その最低限のルールを身につけて機会になっている。この最低限のルールを守ることを、なんとかして伝えるようにしたいとは思う。

2020年8月22日記

追記 2020-08-30
この続きは、
やまもも書斎記 2020年8月30日
オンライン授業あれこれ(その一八)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/08/30/9290266