『エール』あれこれ「響きあう夢」(再放送)2020-08-27

2020-08-27 當山日出夫(とうやまひでお)

『エール』第10週「響きあう夢」
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_10.html

本放送のときのことは、
やまもも書斎記 2020年6月7日
『エール』あれこれ「響きあう夢」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/06/07/9254958

前回は、
やまもも書斎記 2020年8月20日
『エール』あれこれ「東京恋物語」(再放送)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/08/20/9280309

最初の放送を見ていて思ったことでもあるが、「船頭可愛いや」はいい曲だと思う。その後、ドラマの中でもいろいろと歌われ、またNHKの歌番組でも聞いたかと思う。

ところで、ささいなことがちょっと気になったことがある。双浦環が、「船頭可愛いや」をレコーディングするとき、会社の廊下にポスターが張ってあった。そのポスターに、「歌姫」という文字が見えた。さて、戦前のこのころから、「歌姫」ということばが、歌手の意味で用いられていたのだろうか、このあたりのことが気になった。

ともあれ、「船頭可愛いや」が大ヒットになる。一方、音は子どもができて、結局、音楽の道をいったんは中断することになる。音楽学校も辞める。しかし、音は夢を棄てたわけではない。裕一と二人で、音楽の人生を歩もうと決意することになる。

今の時代でも、女性の妊娠、出産ということと、仕事の両立は、様々な問題がある。これは、戦前のころである。今よりも、もっと厳しい状況に置かれていたであろうことは、容易に想像できることである。

しかし、何よりも、音楽をつづける、「椿姫」の舞台に立つことは、音の体調では無理があった。身をひく決意をしたことは、やむを得ないというべきであろうか。が、音楽への夢を捨て去ったということはない。裕一と二人で、新しい音楽の夢へのスタートということになった。

この続きは、福島に舞台が移って、裕一の家族のことになる。再放送も、また楽しみに見ることにしよう。福島を舞台にしての、昌子の副音声解説も楽しみである。

2020年8月25日記

追記 2020-09-03
この続きは、
やまもも書斎記 2020年9月3日
『エール』あれこれ「家族のうた」(再放送)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2020/09/03/9291702

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