『おちょやん』あれこれ「うちの守りたかった家庭劇」 ― 2021-04-04
2021-04-04 當山日出夫(とうやまひでお)
『おちょやん』第17週「うちの守りたかった家庭劇」
https://www.nhk.or.jp/ochoyan/story/17/
前回は、
やまもも書斎記 2021年3月28日
『おちょやん』あれこれ「お母ちゃんて呼んでみ」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/03/28/9361296
この週は、太平洋戦争の開戦から昭和二〇年三月の大阪の空襲まで。みどころとしては、次の三つかと思う。この時期の、戦時下の道頓堀の人びとを情感をこめて描いていたと思う。
第一に、福助のこと。
福助のところに召集令状が来た。出征することになる。その福助のために、みつえは最後にトランペットを吹かせてやりたいと思う。それに、千代や一平たちも協力する。
また、出生後の福富の店に、婦人会の人がやってくる。トラペットを供出するようにせまる。それを、みつえはなんとかのりきって守ることになる。
第二に、岡安のこと。
シズは、ついに岡安を閉めることにした。お茶子たちは、それぞれバラバラになって散っていった。岡安は閉めても、シズは、道頓堀を動く気はないという。芝居茶屋と一緒に生きてきた女性の意地であろう。
第三に、家庭劇のこと。
千代と一平の家庭劇を鶴亀は解散するという。もはや、家庭劇を上演する劇場も閉鎖されてしまっている。だが、なんとか、千代は家庭劇を守ろうとする。その意気に、他の劇団員たちも、共感して一座に残ることになった。
以上の三つぐらいのことをおりまぜて、この週は話しが展開していた。
そして、最後が、昭和二〇年三月の大阪の空襲である。これは、以前の朝ドラでは、『ごちそうさん』で描かれていた。大阪が大きな被害をうけることになる。道頓堀も戦禍にみまわれる。はたして、岡安や福富の人びとは、無事でいるのだろうか。
次週、戦時下での千代たちの活動を描くことになるようだ。戦争という時代に喜劇役者たちがどのように生きてきたことになるのか、楽しみに見ることにしよう。
2021年4月3日記
『おちょやん』第17週「うちの守りたかった家庭劇」
https://www.nhk.or.jp/ochoyan/story/17/
前回は、
やまもも書斎記 2021年3月28日
『おちょやん』あれこれ「お母ちゃんて呼んでみ」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/03/28/9361296
この週は、太平洋戦争の開戦から昭和二〇年三月の大阪の空襲まで。みどころとしては、次の三つかと思う。この時期の、戦時下の道頓堀の人びとを情感をこめて描いていたと思う。
第一に、福助のこと。
福助のところに召集令状が来た。出征することになる。その福助のために、みつえは最後にトランペットを吹かせてやりたいと思う。それに、千代や一平たちも協力する。
また、出生後の福富の店に、婦人会の人がやってくる。トラペットを供出するようにせまる。それを、みつえはなんとかのりきって守ることになる。
第二に、岡安のこと。
シズは、ついに岡安を閉めることにした。お茶子たちは、それぞれバラバラになって散っていった。岡安は閉めても、シズは、道頓堀を動く気はないという。芝居茶屋と一緒に生きてきた女性の意地であろう。
第三に、家庭劇のこと。
千代と一平の家庭劇を鶴亀は解散するという。もはや、家庭劇を上演する劇場も閉鎖されてしまっている。だが、なんとか、千代は家庭劇を守ろうとする。その意気に、他の劇団員たちも、共感して一座に残ることになった。
以上の三つぐらいのことをおりまぜて、この週は話しが展開していた。
そして、最後が、昭和二〇年三月の大阪の空襲である。これは、以前の朝ドラでは、『ごちそうさん』で描かれていた。大阪が大きな被害をうけることになる。道頓堀も戦禍にみまわれる。はたして、岡安や福富の人びとは、無事でいるのだろうか。
次週、戦時下での千代たちの活動を描くことになるようだ。戦争という時代に喜劇役者たちがどのように生きてきたことになるのか、楽しみに見ることにしよう。
2021年4月3日記
追記 2021-04-11
この続きは、
やまもも書斎記 2021年4月11日
『おちょやん』あれこれ「うちの原点だす」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/04/11/9366100
この続きは、
やまもも書斎記 2021年4月11日
『おちょやん』あれこれ「うちの原点だす」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/04/11/9366100
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