『おかえりモネ』あれこれ「天気予報って未来がわかる?」2021-05-23

2021-05-23 當山日出夫(とうやまひでお)

『おかえりモネ』第1週「天気予報って未来がわかる?」
https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_01.html

新しい朝ドラも、いつものように見ている。『おかえりモネ』である。

このドラマ、気象予報士になる物語らしい。そのようなことで、最初の週から、天気予報のことがいくつかでていた。彩雲、虹などの気象現象。それから、雨が降るか、止むかの予報の判断。

ところで、余計なことを書いておきたい。

毎日のドラマの最後に出る写真。ここで、観天望気ということばがつかわれている。このことばを目にするのは、久しぶりのことかと思う。

私が、この観天望気ということばを覚えたのは、若いころ、柳田邦夫の本……たしか『空白の天気図』だったと記憶している……を読んだときのことである。広島の昭和二〇年の気象台の物語である。観測機材をなにもかも失ってしまった職員に、先輩が声をかける。「観天望気」がある、と。

空を見て、雲を見て、気温や湿度、それに風を、この身で感じることなのだったと思う。これこそが、天気予報の原点であるとという記述であったと覚えている。おそらくこのことばは、気象用語として使われつづけてきているのだろう。

それから、石ノ森章太郎……ただ、私は、昔の名前で石森章太郎と書かれた方がなじみがあるのだが……の記念館が、あることを知った。

石ノ森章太郎は、「サイボーグ009」のときから読んでいる。小学生のときである。その後、「佐武と市」なども読んだものである。これについては、近年、文庫本で刊行になったので読んだ。

やまもも書斎記 2019年7月12日
『佐武と市捕物控 江戸暮しの巻』石ノ森章太郎
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2019/07/12/9127542

やまもも書斎記 2019年7月23日
『佐武と市捕物控 杖と十手の巻』石ノ森章太郎
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2019/07/23/9132261

やまもも書斎記 2019年8月16日
『佐武と市捕物控 愛憎と綾の巻』石ノ森章太郎
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2019/08/16/9141540

さて、『おかえりモネ』であるが……どうやらモネ(百音)は、何か過去があるようだ。2011年の3月、どのような体験があったのだろうか。島を出たいといっている、その理由は何なのか。また、サヤカ、それに、朝岡、どういう関係なのだろうか。なぞを残したまま、第一週が終わった。

次週、森林組合の仕事をめぐって事件がおこるようだ。楽しみに見ることにしよう。

2021年5月22日記

追記 2021-05-30
この続きは、
やまもも書斎記 2021年5月30日
『おかえりモネ』あれこれ「いのちを守る仕事です」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/05/30/9382638

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