『おかえりモネ』あれこれ「勉強はじめました」2021-06-20

2021-06-20 當山日出夫(とうやまひでお)

『おかえりモネ』第5週「勉強はじめました」
https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_05.html

前回は、
やまもも書斎記 2021年6月13日
『おかえりモネ』あれこれ「みーちゃんとカキ」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/06/13/9387386

百音は、気象予報士の勉強をはじめることになった。

この週で印象にのこるのは、次の二点だろうか。

第一に、気象予報士の勉強のこと。

診療所の医師の菅波に、百音は、勉強を教わることになる。だが、その勉強は、楽しくもあり、また、難しくもあるようだ。どうして雲ができて雨が降るのか、百音は理解できない。そこをなんとか、太陽によって地面があたためられて空気があたたかくなる……このあたりのことから説明することになる。百音に、菅波は、中学の理科のテキストから勉強するようにと勧める。百音は、中学は無事に卒業しているだろうが、どうも理科の知識はきちんと身についてはいなかったようだ。

第二に、学童机のこと。

森林組合の仕事として、市の小学校の学校の机を受注することになった。使い道に困っていた広葉樹をつかうことになる。予算と納期は厳しいものがあったが、そこをどうにか、百音のアイデアと、みんなの協力で乗りきることができた。

以上の二点が、この週で描いていて印象に残ることだろうか。

それにしても、この週の最初でバスの中で、菅波と百音が会ったとき、菅波のもっていたサメのぬいぐるみは、その後、どうなったのだろうか。

次週、百音の周囲の人びとのことをめぐって物語は展開するようだ。楽しみに見ることにしよう。

2021年6月19日記

追記 2021年6月27日
この続きは、
やまもも書斎記 2021年6月27日
『おかえりモネ』あれこれ「大人たちの青春」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/06/27/9391945