『おかえりモネ』あれこれ「サヤカさんの木」2021-07-04

2021-07-04 當山日出夫(とうやまひでお)

『おかえりモネ』第7週「サヤカさんの木」
https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_07.html

前回は、
やまもも書斎記 2021年6月27日
『おかえりモネ』あれこれ「大人たちの青春」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/06/27/9391945

百音は、気象予報士になる気持ちを新たにしたようだ。

この週の見どころとしては、次の二点ぐらいだろうか。

第一に、朝岡のこと。

百音の森林組合に朝岡がやってくる。その朝岡は、百音にいう……何もできなかったと思っているのはあなただだけではありません、と。

この台詞は、朝ドラのなかでも名台詞として記憶されることになるのかもしれないと思う。テレビを見ている視聴者をふくめて多くの人びとが、なにがしか思っていることでもあろう。あのとき何もできなかった……この思いに、このドラマの脚本は、響いてくる。

この朝岡のことばに刺激されて、百音は、より一層、気象予報士への気持ちを新たにすることになる。

第二、百音のこと。

百音自身は、どうなのであろうか。今の森林組合の仕事は面白いし、やりがいも感じている。その一方で、気象予報士の仕事にも、ひかれるものがある。この気持ちのゆれうごきが、うまく表現されていたと思う。

最終的には、気象予報士の学校で、専門的に勉強することになったようだ。もう、中学校の理科のテキストのレベルを超えることができている。

以上の二点が、この週で印象に残ったことなどである。

それから、樹齢三〇〇年のヒバの木の伐採の一件が、印象深く描かれていた。林業という産業のもつ意味を、サヤカさんは、自らの生き方を通して、百音に語りかけているようだった。

次週、亀島で物語は展開するようだ。楽しみに見ることにしよう。

2021年7月3日記

追記 2021年7月11日
この続きは、
やまもも書斎記 2021年7月11日
『おかえりモネ』あれこれ「それでも海は」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/07/11/9396852