プロジェクトX「日米逆転!コンビニを作った素人たち」2021-08-19

2021-08-19 當山日出夫(とうやまひでお)

プロジェクトX 日米逆転!コンビニを作った素人たち

続きである。
やまもも書斎記 2021年8月13日
プロジェクトX「翼はよみがえった(後編)」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/08/13/9409193

火曜日の夜の放送を、いつものように録画しておいて、水曜日の昼間に見た。

私が東京で暮らし始めたのは、一九七〇年代の半ばのことである。そのころ……今からふりかえってみればであるが……東京の街に、ちらほらとコンビニができはじめていたころということになる。東京で暮らしている間には、その恩恵にはあまりあずかってはいなかったと覚えている。ただ、住んでいるところの近くにできた新しいお店が、朝の七時から、夜の一一時までやっている、ということだけは鮮明に記憶している。思えば、そればセブンイレブンという店を認識した始めだった。

今では二四時間営業があたりまえだが、できた当時は、文字通り「セブン」「イレブン」であったのである。

番組は、二〇〇〇年の放送。これも、今から二〇年以上前のことになる。今ではどうだろうか。コンビニは、日本の人びとの生活になくてはならないものになっている。また、小売り・流通の分野においても、コンビニでどう売るかというのが、重要な課題になっている。

閑居したような生活の今の私でも、コンビニで買い物をすることはある。週に一回……無事に後期から授業がはじまればであるが……学校に行くとき、昼食のおにぎりを買ったり、コーヒーを買ったりなどである。これが、コンビニがなくなってしまうと、途端に困ることになる。

私などの世代だと、日常生活の中にコンビニがある時代の前と後を知っていることになる。この意味では、プロジェクトXのいくつかの企画は、戦後の日本の人びとの生活誌になっている。コンビニの歴史もまた、日本の人びとの生活そのものであるといっていいだろう。

2021年8月18日記

追記 2021年8月27日
この続きは、
やまもも書斎記 2021年8月27日
プロジェクトX「チェルノブイリの傷 奇跡のメス」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/08/27/9415872

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