『カムカムエヴリバディ』あれこれ「第20週」2022-03-20

2022年3月20日 當山日出夫(とうやまひでお)

『カムカムエヴリバディ』第20週
https://www.nhk.or.jp/comecome/story/details/story_details_20.html

前回は、
やまもも書斎記 2022年3月13日
『カムカムエヴリバディ』あれこれ「第19週」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2022/03/13/9472035

いろんなことがぎっしりと詰まった印象的な週であった。なかで印象に残ることを二つばかり書いておきたい。

第一に、ジョー。

家族の前に、トランペットを手に現れたジョーであったが、やはりトランペットを吹くことはできなかった。ひなたと桃に、自分の過去について語る。その時に言っていた……それでも人生は続いていく。何気ない台詞であるが、このドラマをこれまで見てきて、強く印象に残ることばであった。

第二に、稔。

故郷の岡山に帰って神社の境内で、るいは稔と出会う。おそらくは幻覚ということなのであろうが、しかし、話しの流れとしては自然であった。どこの国に行くことができ、どこの国の音楽でも自由に聞くことができる。この当たり前すぎる自由ということの価値は、二一世紀になった今日ほど重要に思えるときもまたないのかもしれない。

以上の二点が強く印象に残っていることである。

その他、算太のこと。岡山の勇のこと、雪衣のこと、また、平川唯一のことなど、これまでのこのドラマを見てきたことからすると、どのエピソードも、実に印象深い。このドラマの本筋とはあまり関係ないことかもしれないが、英語の玉音放送というのを始めて聞いたように思う。(おそらく、玉音放送のとき、いったい何がどのように放送され、あるいは、報道されていたのか、このあたりは、きちんとした歴史学からの歴史考証が必要なのかと思う。)

次週、るいはアメリカに行くことになるのだろうか。また、ひなたも英語の勉強をまた始めるようだ。どうなるか、楽しみに見ることにしよう。

2022年3月19日記

追記 2022年3月27日
この続きは、
やまもも書斎記 2022年3月27日
『カムカムエヴリバディ』あれこれ「第20週」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2022/03/20/9474059

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