『鎌倉殿の13人』あれこれ「許されざる嘘」2022-03-22

2022年3月22日 當山日出夫(とうやまひでお)

『鎌倉殿の13人』第11回「許されざる嘘」
https://www.nhk.or.jp/kamakura13/story/11.html

前回は、
やまもも書斎記 2022年3月15日
『鎌倉殿の13人』あれこれ「根拠なき自信」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2022/03/15/9472602

「鎌倉殿」である。歴史学上、「鎌倉殿」という用語には、いろんな意味が込められるのだろう。が、このドラマにあっては、やはり特別な意味がある。それまで、源氏の棟梁としての頼朝であったものが、鎌倉に「御所」をつくり、そして、「鎌倉殿」と呼ばれるようになる。そして、この回から「御家人」ということばも使われていた。

後は、平家を滅ぼして、征夷大将軍になり、幕府をひらく……このような展開になるのかと思う。その頼朝を支えるものとして北条であり、義時ということになるのだろう。また、「13人」ということになるはずである。

これは、明らかに、東国国家論である。歴史学として、このような立場をどう考えるかはいろいろとあるところだと思うが、ドラマとしては、これはこれで面白い。

「鎌倉殿」が誕生するとして、では、その源氏の血筋を引くものが、源氏の棟梁として君臨することがつづく……これを頼朝は願っているようだ。しかし、実際の歴史の展開としては、その後の実朝で断絶することになる。この歴史の結果が分かっているからこそ、頼朝の後継者として、次の源氏の棟梁がどうなるのか、気になるところでもある。

清盛が死んだ。これから平家の滅亡の物語が展開することになるはずだが、このドラマではどのように描くことになるのだろうか。そして、義経はどのような活躍を見せるだろうか。これからを楽しみに見ることにしよう。

2022年3月21日記

追記 2022年3月29日
この続きは、
やまもも書斎記 2022年3月29日
『鎌倉殿の13人』あれこれ「亀の前事件」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2022/03/29/9476834