『妻たちの二・二六事件』澤地久枝/中公文庫2022-03-25

2022年3月25日 當山日出夫(とうやまひでお)

妻たちの二・二六事件

澤地久枝.『妻たちの二・二六事件』新装版(中公文庫).中央公論新社.2017 (1975.中公文庫 1972.中央公論社)
https://www.chuko.co.jp/bunko/2017/12/206499.html

NHKの「戒厳指令 交信ヲ傍受セヨ 二・二六事件秘録」(再放送)を見たのが、先月のこと。

やまもも書斎記 2022年2月24日
戒厳指令 交信ヲ傍受セヨ 二・二六事件秘録
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2022/02/24/9466875

これを見て、二・二六事件関係の本を読んでみたいと思った。北一輝についての本も持ってはいるのだが、選んでみたのがこの本である。(昔の文庫本で買ってあったような気もするのだが、これは新しい版で読むことにした。)

テレビを見ていて印象に残っていること……事件関係者の未亡人が語っていたことば……「二月と七月はいやでございます」。(二月は事件のあった月。七月は処刑のあった月である。)事件について語られた数多くのことばのなかで、このことばは深く印象に残る。

事件から数十年後の取材になるのだが、なんとも、その姿勢の気丈なことかと、感銘をうけたものである。

二・二六事件については、いろんな立場からいろんなことを語ることができる。日本の歴史のなかで、重要な事件であることは確かである。どのよう立場から語るにせよ、この本のような視点は忘れてはならないことだろうと思う。

ところで、この文庫本の解説を書いているのは、中田整一。NHKの番組を作ったプロデューサーである。その後、ノンフィクション作家として活動している。

2022年3月24日記

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