映像の世紀バタフライエフェクト「砂漠の英雄と百年の悲劇」2022-06-24

2022年6月24日 當山日出夫

映像の世紀バタフライエフェクト 砂漠の英雄と百年の悲劇

アラビアのロレンスのことは、これまでの「映像の世紀」シリーズでも出てきていたし、ユダヤ人のこと、パレスチナの問題なども、取り上げられてきた。そう特に目新しい観点からの番組ということではなかったと私には思われるのだが、しかし、パレスチナ問題は今においても重要な国際問題であり続けている。その、問題の発端はどのあたりかとなると、やはりアラビアのロレンスのことから説き始めるの順当なところかとは思う。

興味深かったのは、テルアビブ事件のこと。この事件の映像を見るのは久しぶりであるように思う。テルアビブ事件と、今日にまで続く自爆テロを結びつけて考えることは、慎重であっていいかとも思いもするが、なるほどこのような考え方で結びつくのかとも思う。

それから、バンクシーが作品を製作しているシーン、これを映像で見るのは始めてになるかもしれない。これはこれとして非常に興味深かった。

パレスチナ問題は難しい。ただ、イスラエルを悪としてしまえばかたのつく問題ではない。民族と宗教と国家、そして、石油などの利権が複雑にからんで今の姿がある。このことについては、これからも折に触れて考えていかなければとは思っている。

2022年6月22日記

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログの名称の平仮名4文字を記入してください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2022/06/24/9502771/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。