ブラタモリ「境港・米子」2022-08-29

2022年8月29日 當山日出夫

土曜日の放送。録画しておいて、日曜日の朝にゆっくりと見た。

ゲゲゲな放送であったが、ともかく、境港という場所で、水木しげるが生まれたということは、なるほどという気がする。(ちなみに、以前の朝ドラ「ゲゲゲの女房」は、ほとんど見た。)

水木しげるの作品の多くは、リアルタイムで読んだものである。「ゲゲゲの鬼太郎」は、少年マガジンの連載のときに、子供のころ読んだものである。今では、初期の「墓場鬼太郎」も文庫本などで復刊されているので読むこともできる。

何より面白かったのは、たたら製鉄によって生み出された砂が、砂州を作り地形まで変えてしまったこと。人間のいとなみが、自然の地形を大きく変えたことになる。また、たたら製鉄が終わって砂の供給が無くなると、砂浜が減少して、それを防ぐために、離岸堤を作ったことなど、とても興味深い。

それから、面白かったのは、綿の栽培。境港の辺りが綿の産地として著名であるとは、知らなかった。また、砂州であっても、地面を掘れば真水が得られるというのも、面白かった。

2022年8月28日記