『舞いあがれ!』あれこれ「伝えたい思い」 ― 2023-02-19
2023年2月19日 當山日出夫
『舞いあがれ!』第20週「伝えたい思い」
https://www.nhk.or.jp/maiagare/movie/week20/
貴司は、歌集を出すことができるだろうか。編集者は、貴司に、今までの自分の殻を打ち破れという。本当の自分をさらけ出せという。これは、ある意味では正論ではあるだろう。歌人として、自分の心のありったけを歌にすることは求められるにちがいない。
しかし、古本屋をやりながら、好きな歌を詠んでいるという生活ではいけないのだろうか。これはこれとして、一つの人間の生き方の選択であるようにも思える。強いて、無理をすることはない。
だが、舞とのことがある。結果的には、貴司は、歌を作ることを通じて、舞に対する思いに気づくことになる。このあたりは、ドラマの展開としては、自然な流れと言っていいだろうと感じる。
ところで、このドラマ、登場する本も凝っている。机の上においてあった『黄月』は、今でも読もうと思えば読める歌集のようである。貴司が読んでいた詩「白い蝶」は、架空の作品なのだろうか。
さて、次週は舞と貴司に新たな動きがあるようだ。楽しみに見ることにしよう。
2023年2月17日記
『舞いあがれ!』第20週「伝えたい思い」
https://www.nhk.or.jp/maiagare/movie/week20/
貴司は、歌集を出すことができるだろうか。編集者は、貴司に、今までの自分の殻を打ち破れという。本当の自分をさらけ出せという。これは、ある意味では正論ではあるだろう。歌人として、自分の心のありったけを歌にすることは求められるにちがいない。
しかし、古本屋をやりながら、好きな歌を詠んでいるという生活ではいけないのだろうか。これはこれとして、一つの人間の生き方の選択であるようにも思える。強いて、無理をすることはない。
だが、舞とのことがある。結果的には、貴司は、歌を作ることを通じて、舞に対する思いに気づくことになる。このあたりは、ドラマの展開としては、自然な流れと言っていいだろうと感じる。
ところで、このドラマ、登場する本も凝っている。机の上においてあった『黄月』は、今でも読もうと思えば読める歌集のようである。貴司が読んでいた詩「白い蝶」は、架空の作品なのだろうか。
さて、次週は舞と貴司に新たな動きがあるようだ。楽しみに見ることにしよう。
2023年2月17日記
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