ドキュメント72時間「福岡・高速バスターミナル 年の瀬を走る」2023-02-20

2023年2月20日 當山日出夫

ドキュメント72時間 「福岡・高速バスターミナル 年の瀬を走る」

以前にも、バスターミナルを取材した回はあったと思うが、この回も面白かった。いろんな人がいて、いろんな人生があるのだろうと感じる。

決められた路線の上を歩むだけの人生でいいのかどうか、問いかけるところがあった。(そのように編集してあったと言うべきかもしれないが。)

佐世保からやってきた二人の若者。国鉄を辞めた男性。将来は医者や政治家になりたいと夢を語る少年たち。老いも若きも、いろんな人生があるものである。長く生きていればそれでいいというものではないかもしれないが、しかし、結果的に人生をふり返ってそれで良かったと思えれば、一番いいのかもしれない。月並みだが、そのような感想をいだく。八〇まで生きて、夫婦でバスの旅というのも、悪くないことである。

ただ、私の経験では、高速バスというのは乗ったことがない。大抵は鉄道である。子供のころ、乗り物酔いがひどかった経験があるので、バスにはいまだになんとなく抵抗がある。たぶん、今のバスはそんなことはないのだろうと思うが。

2023年2月18日記