ドキュメント72時間「山口・防府天満宮 人形にさよならを」 ― 2023-05-04
2023年5月4日 當山日出夫
ドキュメント72時間 山口・防府天満宮 人形にさよならを
たぶんこの企画は、少し前に放送した、秋葉原のドールの回を意識してのものだろう。人形に魅せられた人びとの物語であった。その人形もいずれ別れの時が来る。
寺社のなかには人形供養ということを行っているところがある。人形は、要らなくなれば、ただのゴミではあるのだが、しかし、ただのゴミにはしたくないのが、人間の気持ちというものなのである。何も大げさに、人形には魂がのりうつっているとまでは考えないにしても、ふと人間の心に通う何かを感じるというところがある。
面白いのは、集めた人形を、お祓いの後には、希望者が持って帰っていいということ。燃やしてしまうことが多いのかもしれないが、人形の素材もまちまちである。ガラスのケースに入ったものもある。簡単に焼却処分というわけにはいかないところがある。この意味では、お祓いを済ませて、また新たな所有者のもとにというのは、合理的な考えかただと思う。
人形を通じて、さまざまな人びとの人生の一面をかいまみることのできた回だと思う。
2023年4月30日記
ドキュメント72時間 山口・防府天満宮 人形にさよならを
たぶんこの企画は、少し前に放送した、秋葉原のドールの回を意識してのものだろう。人形に魅せられた人びとの物語であった。その人形もいずれ別れの時が来る。
寺社のなかには人形供養ということを行っているところがある。人形は、要らなくなれば、ただのゴミではあるのだが、しかし、ただのゴミにはしたくないのが、人間の気持ちというものなのである。何も大げさに、人形には魂がのりうつっているとまでは考えないにしても、ふと人間の心に通う何かを感じるというところがある。
面白いのは、集めた人形を、お祓いの後には、希望者が持って帰っていいということ。燃やしてしまうことが多いのかもしれないが、人形の素材もまちまちである。ガラスのケースに入ったものもある。簡単に焼却処分というわけにはいかないところがある。この意味では、お祓いを済ませて、また新たな所有者のもとにというのは、合理的な考えかただと思う。
人形を通じて、さまざまな人びとの人生の一面をかいまみることのできた回だと思う。
2023年4月30日記
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