ドキュメント72時間「大阪・郵便局 はじまりの季節に」2023-06-05

2023年6月5日 當山日出夫

ドキュメント72時間 大阪・郵便局 はじまりの季節に

やはりこれは、大阪のミナミの郵便局ならではの放送かもしれない。だが、郵便局という、日常にありふれた場所で、こうドラマチックな話しが展開するとは、驚きでもある。

このところ、郵便局にはとんと行かない。ポストに郵便を投函するのは、年賀状のときぐらいになってしまった。これも、近所のポストである。郵便局には行かない。たまに郵便を出す必要があるときは、家のものが出かけるときに、ついでにポストに投函してくれと頼むことにしている。

たしかに、刑務所に入っている人と連絡するにには、面会の他は郵便しかないだろう。

また、近年の御時世である。ネット通販の商品の発送にも郵便局はおおきくかかわることになる。我が家にも、郵便でとどく荷物が少なからずある。

ただ、この放送では、お金にかかわることは扱っていなかった。貯金する人、それを引き出す人、それぞれにドラマがあることだろうと思うが、ここは、これは取り扱わない方針であったようだ。

2023年5月27日記

ザ・バックヤード「大阪大学総合学術博物館」2023-06-05

2023年6月5日 當山日出夫

ザ・バックヤード 大阪大学総合学術博物館

大阪大学にはこれまで何度か行っている。たいていは、国語語彙史研究会のことが多い。博物館の前は、とおりすぎていた。

マチカネワニのことは知識としては知っていた。大阪大学のあるところが、待兼山である。発見された場所から名前がつけられた事例になる。

月の石、リュウグウの石、電子顕微鏡、それから、藤原鎌足、いろいろと面白かった。見ていて興味深かったのは、学生が、巻物の実物を見て勉強している姿。これは、やはり実物に触れることによってしか、出来ないことである。大学の博物館ならではの役割である。

五月一日経は、古写経として、そう珍しいものではない。まあ、貴重といえば貴重ではあるが。この五月一日経も、学生は直に見ることが出来るとすれば、これは幸福なことである。

今時、博物学、本草学をやっているというのは貴重である。このような研究が出来るのも、総合大学の博物館ならではのことであろう。(本草学について、文献学的な研究となると、これは非常に特殊な専門分野のことになってしまうが。)

2023年6月3日記