サラメシ「週刊朝日」最後の校了2023-06-23

2023年6月23日 當山日出夫

サラメシ「週刊朝日」最後の校了

たいてい毎週木曜日の昼の放送を見ている。この回は、特に面白かったので思ったことを書いておきたい。

「週刊朝日」がなくなった。若いころ、「朝日ジャーナル」は買って読んでいたが、「週刊朝日」は買ったことがないと思う。だが、山藤章二の仕事のことは知っていた。また、今読んでいる司馬遼太郎の「街道をゆく」が連載されていたことも知ってはいた。

週刊誌がなくなってしまうことは、時代の趨勢としてやむを得ないこととは思う。ただ、見ていて興味深かったのは、スタッフの構成。数十人いる編集部のうち、正社員(おそらく朝日新聞社ということになるのだろうが)は、たった三人しかいないと言っていた。つまり、スタッフのほとんどが、フリーランスなどということになる。

そのフリーランスの専門家が担当していたのが、版面のデザイン。おそらく雑誌の誌面づくりでは、もっとも重要なポジションである。その仕事が、正社員ではなく、フリーランスに、過去ずっと頼ってきたらしい。これは、興味深かった。いや、驚いたというのが正直なところである。

まあ、このようにして雑誌を作ってきたという事情なら、終わりになるのも仕方がないかというのが、見終わっての感想であった。

さて、次に廃刊になる週刊誌は、いったい何になるだろうか。

2023年6月22日

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