ドキュメント72時間「兵庫・西宮 “マンボウトンネル”にて」2023-07-09

2023年7月9日 當山日出夫

ドキュメント72時間 兵庫・西宮 “マンボウトンネル”にて

「マンボウ」というトンネルのことは、谷崎潤一郎の『細雪』に出てくる。いったい何故、このような名称で言うのか特に考えたこともないのだが、私の知識としては、『細雪』のなかのことばの一つである。

トンネルは、この世とあの世、異界への通路である。これは、学生のときに習った文化人類学の講義で聴いた。どうでもいいことだが、村上春樹の小説にもトンネルは登場する。

「マンボウ」という名前は知っていたが、今も実際にあるとは知らなかった。それも、普通の人間が立って通ることができないぐらい天井が低い。はっきり言って危険である。番組のなかで、頭を打ったという話しが出てきていた。やはりそうかなと思う。

まあ、ただのトンネルと言ってしまえばそれまでだが、そこを通る人に話を聞くだけで、このような番組がなりたつというのも面白い。場所の魅力と言っていいだろうか。そこには、普通の生活をする、普通の人びとの暮らしがある。それを三日間取材しただけ(ではないのかもしれないが)、いろいろと思うところのある番組になっていた。

2023年7月8日記

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログの名称の平仮名4文字を記入してください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2023/07/09/9600557/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。