ドキュメント20min.「山本×山本×金子」 ― 2024-02-15
2024年2月15日 當山日出夫
ドキュメント20min. 「山本×山本×金子」
再放送である。最初の放送は二〇二二年。この時は見ていない。(このときには、まだこの番組のことに気づいていなかった。今よりテレビを見る時間がなかった。今は、隠居して、ちょっとマイナーなNHKの番組を見るのが趣味のようになっている。)
家族のかたちはいろいろである。家族だから話せること、逆に、家族だから話せないこと、がある。このあたりの葛藤を、短い時間の番組だがうまく伝えていたと思う。
苗字を変えずに生活している、山本(母)と山本(子供)と金子(父)である。どのような事情で結婚することになったのか、説明はなかった。これは別に語る必要のないことである。
父の金子がかなり変わっている。大学を夜学で出て、渡米し、MBAを取得。公認会計士をしている。非常な努力家であるのだろう。だから、子供の山本に、恭一郎訓なる教えを示す。これは、今の一般の家庭のあり方からすると、かなり強引である。
また母の山本は、子供(山本)に、幼いころから剣道をさせている。七時になるとテレビを消してしまう、というのは普通の家庭からすると非常に厳しい。今なら、スマホを見るなということになろうか。
山本の姓を変えることのできない母と、金子の姓をつづけている父。ちょっと変わった家族のちょっと変わった会話といっていいかもしれないが、家族とはこんなものかなとも感じるところがある。今の時代における家族とはなんであるか、いろいろと考えることにつながっていく。
2024年2月12日記
ドキュメント20min. 「山本×山本×金子」
再放送である。最初の放送は二〇二二年。この時は見ていない。(このときには、まだこの番組のことに気づいていなかった。今よりテレビを見る時間がなかった。今は、隠居して、ちょっとマイナーなNHKの番組を見るのが趣味のようになっている。)
家族のかたちはいろいろである。家族だから話せること、逆に、家族だから話せないこと、がある。このあたりの葛藤を、短い時間の番組だがうまく伝えていたと思う。
苗字を変えずに生活している、山本(母)と山本(子供)と金子(父)である。どのような事情で結婚することになったのか、説明はなかった。これは別に語る必要のないことである。
父の金子がかなり変わっている。大学を夜学で出て、渡米し、MBAを取得。公認会計士をしている。非常な努力家であるのだろう。だから、子供の山本に、恭一郎訓なる教えを示す。これは、今の一般の家庭のあり方からすると、かなり強引である。
また母の山本は、子供(山本)に、幼いころから剣道をさせている。七時になるとテレビを消してしまう、というのは普通の家庭からすると非常に厳しい。今なら、スマホを見るなということになろうか。
山本の姓を変えることのできない母と、金子の姓をつづけている父。ちょっと変わった家族のちょっと変わった会話といっていいかもしれないが、家族とはこんなものかなとも感じるところがある。今の時代における家族とはなんであるか、いろいろと考えることにつながっていく。
2024年2月12日記
「韓国 ナッツリターン事件の衝撃」 ― 2024-02-15
2024年2月15日 當山日出夫
アナザーストーリーズ 韓国 ナッツリターン事件の衝撃
ナッツリターン事件のことは記憶している。しかし、それが韓国の深刻な社会問題とつながっているという認識はなかった。
日本で韓国のことがニュースで出てくるときは、かなりバイアスのかかった話題であることが多い。特に従軍慰安婦であったり徴用工であったり、たしかにこれはこれとして重要な問題ではあるが、普通の韓国の人びとが何を考えているのか、どんな社会であるのか、隣国の実態というべきことがなかなかわからない。
極端な場合、露骨な嫌韓意識であったり、逆に韓国文化の礼讃であったりである。
韓国の社会が、激烈な格差社会であるということは、なるほどそういうものかと理解できる。(まあ、これも、立場によっては、日本の植民地支配の負の遺産としてということになるのかもしれないが。)
いわゆるパワハラ、セクハラといった類いのことが、韓国の社会でも日本と同様に起こっている。別にこれは、隠すというようなことではないと、私には思える。はたして、MeToo運動に韓国社会ではどんな反応があったのか、普通に日本でマスコミの報道や、SNSを見ていると分からない。
格差社会の是非をめぐっては議論のあることだとは思う。日本でも、特に教育における社会的格差の固定化ということは、議論されている。
これから韓国は、急激な少子化を迎えることになる。社会のあり方も大きく変わっていくことだろう。この先、韓国社会はどうなっていくのか、隣国として、問題意識のコミュニケーションが必要であると思う。
2024年2月10日記
アナザーストーリーズ 韓国 ナッツリターン事件の衝撃
ナッツリターン事件のことは記憶している。しかし、それが韓国の深刻な社会問題とつながっているという認識はなかった。
日本で韓国のことがニュースで出てくるときは、かなりバイアスのかかった話題であることが多い。特に従軍慰安婦であったり徴用工であったり、たしかにこれはこれとして重要な問題ではあるが、普通の韓国の人びとが何を考えているのか、どんな社会であるのか、隣国の実態というべきことがなかなかわからない。
極端な場合、露骨な嫌韓意識であったり、逆に韓国文化の礼讃であったりである。
韓国の社会が、激烈な格差社会であるということは、なるほどそういうものかと理解できる。(まあ、これも、立場によっては、日本の植民地支配の負の遺産としてということになるのかもしれないが。)
いわゆるパワハラ、セクハラといった類いのことが、韓国の社会でも日本と同様に起こっている。別にこれは、隠すというようなことではないと、私には思える。はたして、MeToo運動に韓国社会ではどんな反応があったのか、普通に日本でマスコミの報道や、SNSを見ていると分からない。
格差社会の是非をめぐっては議論のあることだとは思う。日本でも、特に教育における社会的格差の固定化ということは、議論されている。
これから韓国は、急激な少子化を迎えることになる。社会のあり方も大きく変わっていくことだろう。この先、韓国社会はどうなっていくのか、隣国として、問題意識のコミュニケーションが必要であると思う。
2024年2月10日記
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