『ブギウギ』「ものごっついええ子や」 ― 2024-03-17
2024年3月17日 當山日出夫
『ブギウギ』第24週「ものごっついええ子や」
この週では二つのことがあった。
一つ目は、羽鳥善一の二〇〇〇曲記念のステージ。ここで、スズ子たちは茨田りつ子と一緒にラインダンスを踊る。茨田りつ子のラインダンスというのは、たぶんこのドラマでしか見られないだろう。
二つ目には、愛子の誘拐未遂事件。それにしても、なんとも間抜けな誘拐犯である。普通なら、誘拐してから電話をかけると思うのだが、実際に誘拐を実行するだけの度胸もなかったらしい。犯人は、愛子の友達の一の父親である。せっかくできた友達だったが、その父親が犯罪に手をそめたということで、愛子はスズ子により強く反抗することになる。このあたりはドラマとしての作りということになるのだが、家政婦の大野さんが、愛子の気持ちをわかっていてくれる。それから、刑事がよかった。
一の過程は貧乏であった。昭和三〇年のころである。貧困家庭というものが存在した。栄養失調ということばが、リアルなひびきをもっていた時代でもある。(この時代の貧困と、現代の貧困とはちょっと違うとは思うところはあるが。)
それから、エンタテイメントとは何か、という問いかけがあったが、これも、このドラマとしては重要な部分かと思う。
さて、次週は、スズ子のステージシーンとなるようだ。このドラマも残りわずかである。楽しみに見ることにしよう。
2024年3月16日記
『ブギウギ』第24週「ものごっついええ子や」
この週では二つのことがあった。
一つ目は、羽鳥善一の二〇〇〇曲記念のステージ。ここで、スズ子たちは茨田りつ子と一緒にラインダンスを踊る。茨田りつ子のラインダンスというのは、たぶんこのドラマでしか見られないだろう。
二つ目には、愛子の誘拐未遂事件。それにしても、なんとも間抜けな誘拐犯である。普通なら、誘拐してから電話をかけると思うのだが、実際に誘拐を実行するだけの度胸もなかったらしい。犯人は、愛子の友達の一の父親である。せっかくできた友達だったが、その父親が犯罪に手をそめたということで、愛子はスズ子により強く反抗することになる。このあたりはドラマとしての作りということになるのだが、家政婦の大野さんが、愛子の気持ちをわかっていてくれる。それから、刑事がよかった。
一の過程は貧乏であった。昭和三〇年のころである。貧困家庭というものが存在した。栄養失調ということばが、リアルなひびきをもっていた時代でもある。(この時代の貧困と、現代の貧困とはちょっと違うとは思うところはあるが。)
それから、エンタテイメントとは何か、という問いかけがあったが、これも、このドラマとしては重要な部分かと思う。
さて、次週は、スズ子のステージシーンとなるようだ。このドラマも残りわずかである。楽しみに見ることにしよう。
2024年3月16日記
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